よたか2014.08.25 15:01:15
「“外さない”小説企画の立て方」の勉強会にクランチマガジンという小説サイトを運営している「今村友紀」さんがゲストスピーカーとして話しをするとの事なので高速バスで東京まで行ってきました。最近クランチマガジンのメルマガで自分の作品「決めた日」を取り上げてもらって「査読フィードバック」をいただいたんです。
痛いところを指摘されて、35.5点とかなり辛めの点だったのですが、コメントがあまりに丁寧で今村さんにとても興味を持ったのが1つ。
それからそこまで丁寧にもらえると思ってなかったので、細かい校正をせずに送った言い訳したくて行く事に決めました。
まぁその前に今村さんの作品を読みたくなって『ジャックを殺せ、』を買って読んでみたんです。
まぁなんというか、想像以上に純文学で少なくともストレートに内容が入ってくる作品ではなかったから上手く感想とかかけないのですけど、自分の意識だけで閉じている世界の話しでいいのかな?
殺す相手も、殺す自分も、一緒に暮らしていた女の子も、全部自分自身だという事なのかな。
正直この作品で何かを感じる事は難しかった。
ただ、女性同士のセックスのシーンとかどことなく猟奇的で、最後の方では乳房を切り取って食べてしまう表現とかあってちょっとついていけない感じもしたかな。
この感じは『人間入間』の『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』を読んだ時と似た感じ。
さて、行きのバスの中で『ジャックを殺せ、』を読んで一抹の不安がよぎった。今村友紀さんってとてもイヤな人なんじゃないだろうか? スゴイ変人だったらどうしよう?
今回の勉強会は東京まで来る価値があったのだろうか?
とは言っても来てしまったのだから参加はする。
まだ時間があるので、少しだけ話しに聞いていた『ゴーゴーカレー』で少し早い夕食を摂った。まぁ普通のカレーなんだけど、従業員に日本人が居ない。
この日も銀座でほとんど日本語が聞こえて来なかった時もあったし、渋谷とかラテン語系の言葉が飛び交っていた。
そして秋葉原のゴーゴーカレーは中国人、フィリピン人、ベトナム人が元気に働いている。どういう経緯で働いているのかは知らないけど、経営側からすると人件費の削減が最大の目的なんでしょうね。
名古屋でもそう感じる事はありますが、コレが日本の近い将来の姿なんでしょう。だけど、少し前のドイツのように『国粋主義者』が彼らをターゲットにするような事だけは避けたいですね。
カウンターの中で働いてる女の子に聞きました。
「日本は楽しい? 来る時恐くなかった?」
「日本は安全だし、すごく楽しみでしたよ」
さて時間が来たので『“外さない”小説企画の立て方』会場に向かいました。
いい人だといいのにな。
【1】仕事もないのに東京でぶらついて来た「山田章博展 Exhibition & Cafe - GoFa 」
【2】仕事もないのに東京でぶらついて来た「人造乙女博覧会4 ヴァニラ画廊」
【3】仕事もないのに東京でぶらついて来た「“外さない”小説企画の立て方・秋葉原で」
【4】仕事もないのに東京でぶらついて来た「“外さない”小説企画の立て方」