よたか2008.07.11 04:29:09
今回の落書きの話しってさぁ「日本人のバカ」を世界にさらした話しなんだよね。さらされたのは「彼女」たちではなく、ずっと「彼女を攻撃」した「烏合の衆」。
「フィレンツェの大聖堂落書き、短大学長が関係者に現地で謝罪」
テレビのニュースでも見たけど、本当に大泣きしていた。これは「すいません」の涙ではなく、「これで終わりにできる」といった安堵の涙のように感じました。
つまり彼女達はそれだけ追いつめられていていたのだと思います。
前回半分冗談で「行ってあやまれば?」なんて書きましたが、
彼女達は本当にそうしなければならないくらい追いつめられていたのでしょう。
落書きはいけない事だし、やれば罰も受けるべき。
だけど、よってたかって「攻撃」するのはどうでしょうか?
このままだと、本当に住みにくい「ギスギス」した社会になってしまいます。
ささいな過ちに怯えて生きて行きたいですか?
なにかあるたびに、人を完膚なきまでに攻撃する自分が好きですか?
冷静に考えてください。
「彼女達は日本の恥」だと少しでも思った方々、それはあなた方の本心ですか?
「煽られてなにかに載せられた」事を否定できますか?
これって「イジメの構図」に似てるとおもいませんか?
今の日本が、決していい国でない本当に理由は、この辺にあるような気がします。
おおらかなイタリア人が、彼女の謝罪にたいして「笑顔をみせてちょうだい」と言ってくれた事で私は救われました。彼女達については「コレで終わってくれる事」を切に望みます。
話しは違いますが、
20年以上前、イタリアの方々に助けてもらった事を思い出しました。
這いずり回るようにイタリアを旅してた時に、
助けてくれた多くのイタリア人の方々、
同胞だと言って手をさしのべてくれた在伊フィリピン人の方々、
レースに出場するため何度も骨を折ってくれた協会の人たち
決していい旅人ではなかった私が無事帰国で来たのは彼らのおかげです。
ほんとうにありがとうございました。