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500メートル泳げずにリタイヤした

よたか2017.05.31 03:26:04

今日は水泳の講習があって、日本ガイシアリーナまで行ってきたんですよ。30年ぶりの50メートルプールなのでちょっと楽しみにしてました。

今日のメニュー
・クロールか平泳ぎ 500m
・クロール 100m
・平泳ぎ 100m
・潜行 25m
・立ち泳ぎ 3分

泳げないと、明日以降の講習には参加できないので、それなりに練習はしてました。クロールで500メートルは余裕。平泳ぎもゆっくりなら膝も痛くない。潜行も大丈夫だった。問題は立ち泳ぎだと思って少しは練習してました。
だけど、3分も足だけで泳ぎつづけるのはかなりキツイ。なので最初の500メートルは足を温存させるつもりだった。

さて実技の時間。プールに入ると水が冷たい。水温27.8度。いつもは30.8度なのでかなり冷たく感じます。それでも泳いでいれば慣れると思っていました。

さっそく、クロールで泳ぎはじめました。入りは結構いい感じだった。だけどなんだか景色が違う。いつもよりも遅く感じる。
水底が遠いし、周りの景色もゆっくりしか進まない。50メートルまでにすでにちょっと焦り気味だった。

「焦るな。落ち着け。焦ると酸素使うから苦しくなるぞ」なんて言い聞かせながら泳ぎつづけます。だけど、この時点ですでにいつもと違う。いつもなら着水する指先を見ながらフォームチェックしながら泳いでるんです。

そして、50メートルのターンをした時にやっちまった。
50メートルプールでターンすると、25メートルプールよりも深く潜ってしまうみたいなんです。ターンして3回キックを入れて右手を回し始めるとまだ水の中だった。

こんなミス滅多にしないのにやっちまいました。いつもなら、水圧で水面を感じていたはずなのに、そんな事もわからなくなってました。
そして、完全にペースが乱れてしまいました。いつものブレスは2回に1回なのに、今日は毎回ブレスしてる。そしてなんとなく不安になってきた。

足がつかないプールで泳ぐのってこんなに恐いんだ。

まずは落ち着こうとキックの回数を減らして、いつもよりストロークをゆっくりにしてみた。だけどダメだ。肩がよけいに疲れてきました。100メートルのターンで水の中でキックしてる時に余力が無い事を感じた。

今からペース配分を変えられるのか? でもやらないとかなりやばい状態だ。

ローリングを大きめにして、スピードを落としてみた。だけどあまり変わらない。そして150メートルのターンで潜るのをやめた。潜った方が距離が稼げて楽なんだけど、呼吸が辛い。呼吸が辛くなったら泳ぐ時にもっと苦しくなる。とにかくこれで延命できた感じがした。

200メートルのターンで、泳ぐのをやめたくなった。練習の時なら辞めただろうな。でも今回は500メートル泳がないとダメだから、なんとかガンバらないと。

こんなシンドイ思いして運動するのなんて何年ぶりだろう。

200〜250メートルまではとても遠く感じた。水底も遠い。そしてまた〝怖い〟と感じてしまった。もしココで疲れて泳げなくなったらどうしよう。立ち泳ぎなんて絶対に無理だ。泳いでいてこんなに恐いと思ったのは初めてだった。

後から考えたら、コースロープに掴まればいいだけの事なんだけど、その時はそんな事さえ思いつかなかった。

250メートルのターンをして300メートルまで泳いでいる途中で、バタ足が怪しくなってきた。下半身が沈んでいく感じがする。ローリングもキツい。毎回呼吸を入れているので手も疲れてきた。もしかして泳げなくなるかもしれない。

そして300メートルのターンをした瞬間に恐さがピークになって壁まで戻ってリタイヤしてしまいました。

50メートルプールを舐めてた。

水温、深さ、風景、ターンのタイミングなどがイメージと違いすぎて焦って上手くいかなかった。

そのままプールサイドに上がると、喉の奥から血の味がしてきた。唾を吐くと血が混じってる。講習はともかくちょっとマズイ。コーチたちからは〝体調不良〟だと言われた。

前に50メートルプールで泳いだ時は、慣れてなくても体力があったから無理矢理泳げたけど、今は無理矢理泳げる程の体力がないみたいです。

それで、クロールの反省も踏まえて平泳ぎで500メートル泳がせてもらえるように直訴しました。少し渋い顔をされたけど、とにかく泳いだ。

いつもより蹴のびを長くして、ブレスの時間を長めにした。ターンも〝ひとかきひとけり〟はせずに潜行するだけにした。するとちゃんと500メートル泳げました。クロールで泳げなかったのは、やっぱり50メートルプールに慣れていなかったからみたいです。失敗したなぁ。

一応泳力はあるという事でコーチたちが配慮はしてくれたものの、血痰吐いている理由がわからないので、これ以上の講習は受けさせられないと言われました。
まぁこれは仕方ないです。私だって生徒が血痰吐いたらプールから上げますもん。

でも、今回は無理を言って平泳ぎまで泳がせてもらって良かった。
50メートルプールがトラウマにならなくて済みました。

この後、立ち泳ぎを少し練習させてもらったけど、平泳ぎで足を使いきったので、もう無理です。もう少し万全の状態でやらないといけないみたいです。

プールを出て笠寺の駅まで歩くとき、想像以上に疲れている事に気がついた。これは800メートル泳いだ程度の疲れじゃない。調子にのって55分泳ぎ続けた時の感じに似てる。いやそれ以上かもしれません。

笠寺の駅で、一緒に講習を受けた2人と話してると、年齢の差を感じずにはおれませんでした。オレも20代の頃はこれくらいこなせてたんだよな。なんて思いました。

帰宅すると、速攻で寝た。
喉も痛いけど疲れには敵わない。
とにかく、泥の様に寝た。

ところで一番の気がかりは、プールへの連絡です。
無理言って休ませてもらったから言いづらいです。
本当に気が重い。