よたか2010.03.20 05:56:43
告知や物販の為にいろいろWebサイト作って来たのですが、たまにクライアントから言われるのがこれ。「需要を作って…」
だいたい需要を作るってなんでしょうね。
だれが決めるのか知らないけど「春の新色」とか「トレンド」とか「時代を先取り」なんてキーワードそうかもしれません。
広告のコピーや、ドラマやアニメのセリフに巧妙に仕組まれてたりします。
最近はキーワードと言う名で、Webサイトに仕組まれてたりします。そういうのをSEOと言ってもいいのかな?
仕事がら、それを否定したりしませんが、むやみに、それを追いかけない様に心がけてます。
とあるメディアの仕事。
そのメディアのトップページの掲載されている「アクセス順位」。
自分が管理しているサイトが急に上位に来ている。
何もなかったのにおかしいなと思って聞くと、「近いうちに特集があるので足しときました」さらりと言われた。
そうなんですよね、メディアなんてその程度の意識しか持ってないんですよ。
そんな訳で「注目キーワード」とかもあまり気にしてない。
誰かが席つくって「よろしく」なんて言ったらとたんに変わりそう。
でもそうして意図して作られたキーワードの方が「注目度」が高かったりする。
そうりゃそうだよね、出来レースだもん。
やる以上他でも仕組んでるはず。
まぁ、そういった内容で尻馬に乗った事もあるし、失敗した事もある。
ただ、知っててやるのと知らずにハマるのとは精神的に大きな違いがあると思います。
閑話休題
最近の「注目のキーワード」に「非実在青少年」なるものがありますが、これもいろんな意味で需要を操作されている様に感じます。
最近の深夜アニメ見ててよく出てる「ボーイズラブ」とか「百合」とかの同性愛をネタにした話。そういう恋愛があるらしい事は知ってる(実際には知らない)けど、肯定的に描いてある物は少ない様に感じます。
いわゆる「ゲイ」の人たちはどう感じているんだろ?
不快だから、ほっといて欲しいのだろか?
そういった恋愛の形を認知される事でOK何だろうか?
もし、といっても想像しにくいけど、自分の立場だったらかなり不快な気がする。
ならば、なぜそういったネタを使うのか?
異性を恋愛対象としている大多数の興味を煽って「需要を掘り起こす」ためではないでしょうか?
この問題が出て来てから、あちこちにいろんな資料が掲載されていますね。
どこの資料をもってきたのか解らないけど、高校3年の半数が性体験を経験しているとか、
警察庁の資料をグラフ化してエロアニメのおかげで性犯罪が減ったとか、…。
生来めんどくさがりなので私はそこまでしませんから、数字をまとめる(もしくはでっち上げる)方々には脱帽してしまいます。
自分自身の性欲を「非実在青少年」に向ける事で性犯罪を抑止する事が出来たと言えばそうなのかもしれません。
でもね「性欲」って本来人間の本能じゃないですか。
その本能は「他人を愛する」「子孫を育む(これは例外もあるかも)」事に使われるべきですよね。
つまり「性欲」は他人に対して向けられるべきで、
達成させる為に、いろんな努力をするべきでなのではないでしょうか?
でも上手くいくとは限りません。そんな時こそ先達の手助けが必要なんでしょう。
一時的(あくまで一時的!)に「非実在青少年」のお世話になる事もいいかも知れません。
少なくとも、私の高校時代はそんな感じでした。
この問題、出版側からは「著名人」が沢山コメント上げてますよね。
「言論の自由を守れ!」とか「審査基準が曖昧」とか。
もう完全に議論の内容がすり替わってます。
もしかして都合のいいところだけ抜き出されてないか?
おおくの著作者たちは、この発端になった「非実在青少年」についてどう考えておられるのでしょうか?
永井豪さんは「ハレンチ学園」で世論が冷たかったと言われてます。
小学3年の私も隠れて読みました。
その上、それが学校に知れてかなり恥ずかしかった事があります。
出版社の思惑はあったとしてもあの時は、チャレンジャーだったと思うんですよ。
でも、今の争点になっているのは、もっと巨大な「マーケット」であり、決してチャレンジャーではないと思うんです。
だいたい、メディアってさ…(ここでメディア批判は辞めておくけど)
数年前の「美鳥の日々」では「乳首」が見えていたのに、ココ最近では、ぼかしやらなんやらで隠れてます。
ところが、昨年だったかな?「クイーンズブレイド」ではもっとハッキリ見えてますね。
声優が豪華だったのでちゃんと見たかったけど、だんだん見るに耐えなくなって3話ぐらいで見るの辞めました。
この間になにがあったのか詳しくは解らないけど、制作側のボーダーラインなんでしょうね。
あまり詳しく書く事はしないけど「女性の体」をウリにしているアニメほど内容が薄いですね。
もしかして日本アニメが受けている理由って、自国では表現できないような「エログロ」が表現されているから受けてたりしない?
まぁ海外の人に聞いた訳じゃないから知らないけど。
これは作る人、配信する人、作品を作る多くの人の姿勢の問題なので、本人たちの善意にお願いするしかないと思います。
しかし、制作側が見失ってくれば、法的な牽制は必要だと思うんです。
そういう意味では成立できない条例を提案した都知事はナイスタイミングではないかと。
ところでさ、検閲反対とか、言論の自由とか声高に叫んでるけど、そういう人たちってそこまでして「みんなに伝えたい言葉」があるのかなぁ?