よたか2010.11.15 19:16:05
テレビシリーズの2期も始まって、釘宮アニェーゼに、ちょっと「くらっ」としながら繰り返し見ているのですが、原作はSSも含め、18巻まで読みました。神の右席の話が出て来たアタリから、ちょっと話の風呂敷広げ過ぎ感もあるのですが、最新刊の22巻までは一気に完走しようと借り続けてます。
ベニス(正確にはベニスじゃないけど)、アビニョン、そして今度はイギリス全土。次は、ロシアだよな確か。
でも、SS2の原石の話で世界中のミサカが戦っていた事考えると、すでに話は世界か…。
御坂父も世界中を飛び回る「コンサルタント」…。
なんかODAのコンサルタントみたい。
あの、使えもしないコンクリートの井戸作ったり、日本では旧式の機械をおしつけて、の日本政府に請求書突きつけてた頃のODAね。
今はしらないけど。
学園都市の記述に似た部分があったのを見てちょっと苦笑してしまったんだけど。
まぁいいや、17と18の話。
正直、戦闘シーンを追うのに疲れました。
17巻は、ハイジャックのシーンはそれなりに楽しめたし、「新たなる光」とのやり取りまではまだまだいい感じだったけど、怒涛のごとく攻めてくる騎士派に対する、清教徒たちとの戦いは、読んでて疲れた。
18巻の騎士(ナイトリーダー)と傭兵(後方のアックア:ウィリアム=オルウェル)の戦いから始まると思うと、読む速度も少し落ち気味。
やっと終わったと思ったら、第2王女「キャーリサ」との戦い。
この辺ばっさり落としても良いので、1冊にまとめて欲しかった。
まぁ「キャリーサ」と戦う前にやった「最後の晩餐」は一息つけて楽しかったかな。
前々から思ってたけど、この人、描写下手だよね。きっと。
「法の書」の話でもアニメ見てはじめて戦闘シーンが把握できたもん。
「あぁそんな感じだったんだ」って風ですね。
だけどね、それを押しても読み進めてしまうにはそれなりの訳があるわけです。
今回の話なら、王女「エリザード」が「連合の意義(ユニオンジャック)」を発動させて民衆に問うシーン
「今のお前たちなら何でもできる!!その上でお前たちに選んで欲しい。誰のために、誰と共に戦うかは、お前たちのその頭で判断しろ!」
毎回こんな感じのメッセージが楽しみで読んでる。
作者曰く「エリザードは理想の国家元首」みたいな書き方してるけど、よくわからないなぁ。
前に「十二国記:図南の翼」のレビューでも書いたけど、
世の中の事を愚痴る前に、もう少し考えなければならない事もたくさんあると思います。
同じ事を感じました。
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