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「龍馬のマカロン」って、そう来たかぁ!

よたか2010.04.17 12:00:00


いろいろ突っ込みどころがありましょうが、そういうテーマ…というよりもネーミングで、このマカロンの企画がスタートして、はや半年。

このお題に対して、パテシエとしての廣瀬さんの答えがこのマカロンなわけですね。

龍馬を表現するのに何の味にするのかとか、どうして龍馬に結びつけるのかとか、いろいろ紆余曲折あったらしいのですが、いろいろと納得してしまいました。

基本的には柑橘系。「土佐文旦」のマーマーレード(でいいのかな?)を「胡麻」を練り込んだ生地で挟んだ、かなり異色のマカロンです。

ココのマカロンは、固めの薄皮に歯をあてた瞬間に香ばしいアーモンドの風味が一杯に広がり、口の中で、サンドしたジャム(クリームのもあるけど)と生地が混じり合って溶けていく後味がとっても好きなのですがこの「龍馬のマカロン」はひと味違います。

生地は、アーモンドよりも胡麻の風味が少し勝つかな?
「胡麻」をどのくらい残すかもう少し調整する予知があるそうです。

でもね、この胡麻の風味があるから、中の「土佐文旦」が生きるんですよ。


最初はクリームだけなので、そんなに感じませんが、2口目、土佐文旦のマーマーレードに届くと、さわやかな酸味。そして心地よい苦み。

これこそ、胡麻の風味があってこその味わいです。


実はこのマカロンの完成にあわせて「NHK名古屋」が取材に来られたんです。
「ほっとイブニング」の5分程度紹介されるらしい。



今日のは、限りなく完成に近い「β版」と言った感じだけど、
放送される時には実際にもう販売開始されている事でしょう。
うん。楽しみ!


ところで、何故、龍馬なのかというと、生地土佐の「文旦」と亡くなった京都の「胡麻」だからだそうです。なるほど。


番組クルーやスタッフが口にする感想を聞きながら、子どもの様な笑みを浮かべる廣瀬社長が印象的でした。


ところで、雑談中、原料の文旦の写真がどうの言っているのを聞いて、思わず言ってしまった。
「文旦マーマレードは自家製なんですか?」
「そうです。自家製です。それが仕事と言うもんです。」