よたか2016.04.29 22:10:53
1年前まで強豪チーム“テンペスト”に所属していた“翼斗”は、勝つ為のサッカーに息がつまり、サッカーを辞めたいと母親の美晴に相談する。どうしていいかわからない美晴と、燃え尽きかけてる翼斗の前にあらわれたのは、義足の左足でフットサルをやっている中田コーチ。そして翼斗は中田コーチのチーム“グリュック”に移籍する事になるが、レベルの差に愕然としながらも、サッカーを通して成長して行く翼斗。
- 第一部 セカンドチーム
- 第二部 親が出来ること
- 第三部 キャプテン
- 第四部 ミーティング
- 第五部 タイムアップ
少年サッカークラブ地域リーグの初戦。
強豪テンペストと初参加のグリュックの試合が始まる。
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サッカーをやってた息子をずっと見て来て、いろんな事がありました。
良かった事、辛かった事、酷いチーム、いいチーム、大人と一緒にやるフットサル、中学サッカー、高校サッカーetc。
ずっと追いかけて、彼が高校を卒業する時にやっと彼がどうしてサッカーをやって来れたのか知りました。とっても単純で、簡単で、あたり前の事だったんですけど、私はそんな事を忘れていたんです。
子どもは親の所有物ではありませんが、親に影響を受けて育って行きます。
この作品はサッカーについて書いてますけど、もっと広く、子どもの“やる気”を考えるつもりで書きました。もし読んでいただければ幸いです。