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水泳 の パーソナルレッスン

よたか2022.06.20 23:13:35

名古屋のとあるプールでパーソナルレッスンを担当させていただいております。

昨年までは1時間5000円くらいで個別で受けていたのですけど、今のプールでは25分1コース貸切で700円と、とてもリーズナブルなせいかレッスン希望者には色々な方がみえます。

例えば、中国から日本にやってきた男の子、コロナ沈静化で始まった水泳の授業対策の中学生、肩が硬くてうまくクロールがキツい男性、平泳ぎキックが苦手な女性、バタフライに挑戦したい女性など本当に様々です。

水泳のコーチにも得て不得手があります。幼児が苦手とか、シニアクラスだと話が続かないとか、高学年相手だと指示出せないとか、初心者はいけるけど平泳ぎ以上の指導が難しいとか、またはその逆だとか。
一般クラスですとその辺はさじ加減でレッスンの担当を決めることが多いのですが、私は『競技志向以外全て対応』ということになっているので一応レッスンは行えます。

肩の固いシニアの男性には、無理にストリームラインを作らずに肩幅で指先を入水するようにアドバイスして、その位置で補助していきます。
『少し沈む感じがする』と言われるので、ブレス時の顔の位置を修正。
ここまでやると、沈んでいた腰が浮いて膝折れキックが真っ直ぐになって楽に泳げるようになります。
ただし一回だけできても、疲れてくると元に戻ってくるので月一程度は『その方の理想的な姿勢』に補助する必要があります。

中国では日本ほど水泳が盛んではないので、ほとんど子どもたちが泳げないようです。今レッスンやってる男の子は、いつもプールに来て一人で遊んでたのですが他の方の『パーソナルレッスン』を見てやりたいと思ってくれた見たいです。
いつも水と遊んでたみたいなので、結構覚えが早くてびっくりしてます。
バタ足の時の姿勢、クロールのストロークなんて数回やってみて少し声かけてあげたらすぐに修正しちゃいます。本当にびっくりです。
ただ、この男の子ねこ背なので、ストリームラインがうまく作れないんです。
選手コースとかなら、姿勢を直すところから始めるのでしょうが目的が違うので肩幅で入水するようにアドバイスすると、ブレスの形まですぐに作っちゃいました。それでもブレス自体は苦戦していました。
あまり辛い練習ばかりでも可哀想なので平泳ぎのキックをやってみると結構食いついてきて、一生懸命頑張ってやってましたただし煽ってましたけど。
平泳ぎキックの陸トレを少しだけ教えた翌週のレッスンの時間、なんと足がほぼできてました。少しだけ」補助をすると形はほぼ完成してます。
よほど家で練習して来たに違いありません。本当にプールが好きなんでしょう。

パーソナルレッスンは絶対に結果を出さないといけないといけないので、やりたがるコーチは少ないようですけど、こんな経験させてもらえるのはとても嬉しい限りです。

インストラクターやってよかったと思える貴重な時間なんです。