よたかの日記を兼ねたブログです
あっちこっちケイイチ

よたかの日記を兼ねたブログです

  1. オンタイム
  2. 『キャッシュレス』や『ペーパーレス』を阻んでいるのは役所だと思う

『キャッシュレス』や『ペーパーレス』を阻んでいるのは役所だと思う

よたか2020.08.08 10:51:02

給付金だの、補助金だの、手続きを行うためにはいろんな書類が必要なのですけど、書類を揃えるたびにとてつもなく違和感を感じてしまいます。

まず区役所、印鑑証明を取るために必要な書類を書いて、マイナンバーカードを提示するとかおかしいだろ。
マイナンバーカードって印鑑の代わりになるくらい情報が詰まってるんじゃないの?

『紙の証明いらなくね? マイナンバーカードだけで済むんじゃね?』

そう言ったら『紛失された場合……』とか言われた。
いや、それハンコも同じだから。
どのタイミングで使われたか履歴追えるから、マイナンバーカードの方がマシだから。


そして税務署。『納税証明書』を取るために税務署に行ったんですけど、書類には印鑑が必要だと言われてしまった。
ある意味〝あたりまえ〟だと感じてしまうかもしれないけど、マイナンバーカードを提示したにも関わらず印鑑が必要だなんておかしいでしょ。

たまたま認用の〝浸透印〟を持っていたので、それでも構わないかと尋ねたのですが『朱肉印でないと……』と歯切れが悪い。
個人レベルまでのお金の動きを把握するために、マイナンバーカードを推奨しておきながら、マイナンバーカードが機能していない状態がおかしいと感じないの?
国の代理機関として税金を徴収しているにも関わらず国の意向に反してるんじゃないの?

こんなことを言ったら『じゃ、今回は特別に〝浸透印〟でかまいません』と言われた。
特別ってなんだよ。行政の意向に沿ってないのはあんたらだろう。窓口がそんなんだからだれもかれもマイナンバーカード作らなかったんじゃないの?
そう言ったら一応口だけでは謝罪された。
別に謝って欲しいわけじゃない。謝るくらいなら行動しろよ。

結局 eTax での申請の不備があったらしく、その日は納税証明書は取れなかったんだけど、その時におかしなことを言われた。

『納税証明書の発行手数料は400円ですので、小銭を準備しておいてください』

スマホ決済は無理だと思ったけど、クレジットカードも使えないらしい。
財布から現金を取り出す回数がめっきり減っているので、ちょっと面倒に感じた。
『なんでクレカ使えないの?』と軽く聞いたら、少し動きが固まった。
どうやら支払いについては結構言われているようです。

『すいませんクレジットカードに対応してなくて。システムのことなので、私たちではなんともできないんです』みたいな言い訳されたけど、利用者としてはあんたらにしか言えないでしょう。
あんたらがどうしようもできないこと、役所外の人間がなんとかできると思ってるの?

仕方ないので、納税証明書をネットで申請しようと思ったら、発行手数料、送料が必要らしい。しかも支払いは銀行振込のみだと。当然振込手数料がかかります。

つまり、ネット申請すると400円が1200円くらいになるようです。
ふざけるな。どこまでオンライン化を阻んでるんだよ。

そう言えば、ここんとこ現金での支払いは、診療所と健康保険の支払いくらいです。
小さな診療所だし院長さんも歳だし診療所はいいとして、健康保険の支払いが現金なのは納得いかない。

当然、口座振替もあるのですけどその中にネットバンクが存在しない。以前理由を尋ねたことがあったけど、その時は『通帳がないから』だと言われた。どうして紙が必要なんだよ。
自治体によってはクレジットカードに対応してるところもあると思うけど、人口230万人の政令指定都市〝名古屋市〟は対応できないみたいです。

ほとんどのお仕事は、必要とあらばペーパーレスもキャッシュレスもどんどん進めていくのですが、肝心のお役所がこれじゃ進むわけないじゃん。

お役所ってある意味〝独占〟だから大した企業努力とか必要ないのかもしれないなぁ。

とりあえず、役所にはATMみたいな窓口作ってみてはどうでしょう。
マイナンバーカードかざして暗証番号入れて、必要な書類を発行してもらう感じから始めるの。
将来的には、公的な手続きはカードかざすだけで終わるのが理想な気がしますけど、私が生きているうちには無理だろうな。


なんて、こんな時期でもちゃんとボーナスもらってる公務員に八つ当たり気味に書いてみました。
さて仕事しよ。