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アイーダ本番。なんといっても「ラダメス」のテノールが圧巻でした

よたか2010.11.28 06:53:19

昨日から続く、場当たり(出演者の場所の確認)、ゲネプロ(通し稽古)で男声の楽屋は少しお疲れ気味。
段取りがどうとか、呼ぶ順番がどうとか、の声もちらほら。

でもね、みんな本当は解ってる。

スタッフさんがどんなに大変か。
忙しいといいながらも、男声にはご飯食べる時間もある。だけど、スタッフさんたちは座ってご飯食べる余裕なんてない事みんな知ってる。

ただ、本番が近い緊張状態がそんな発言につながっている事。みんな気がついている。

だけど、あの衣装を何度も着替えるのはたしかに大変。
兵士の衣装を脱いだ後の腰の開放感といったら、なんと清々しい事か。
「そんな怒らんでもいいがね」
生粋でもないけど、名古屋弁ってこんな時にいい感じで空気抜けるよね。
きっと、我らが市長、河村たかし氏なみにベタベタな感じなんだろうけど。

名古屋からすると、四日市の方の言葉は関西弁に聞こえる。
京都に居た頃に聞いた四日市の言葉と、名古屋弁は区別がつかなかったけど、いまは関西弁に聞こえる。

それはさておき、
舞台は成功といってもいいと思います。満員とは言わずとも7割くらいの入。

最初聞いた時、まだ慣れていないなぁと感じたオケも、すごく良くなってた。
ゲネプロで抑えてたコーラスもみんなしっかり声を張って歌えてた。

ゲネプロだの、場当たりだので何度も着替えていい感じで緊張がほぐれたかな?
それでも、3幕の楽屋では、みんな疲れ切っていたけど…。

そんなか最後まで歌い切った、キャスト(主役)の方々、本当におつかれさまです。

自分がテノールと称して歌って居る以上どうしても、テノールのラダメスの声が気になる。
あんな感じで声出せるといいなぁ、出したいなぁ。とイメージで聞いて、発声の時も彼の声をイメージして声を出してます。
少しは聞こえ方変わったかな。

とにかく、ゲネプロまでで、出る声ギリギリまで攻めて本番で出す声を決める事にしてました。
そのかいあってか、本番ではかなりいい感じで高音出せたと思います。
娘は「お父さんの声聞こえた」と言ってましたが、いや、それはそれでまずいって…!

あと「小芝居」かな。他のパート、キャストが歌ってる時に廻りと話をするように演技するんだけど、最初は恥ずかしくてなかなか縁起できなかった。
でも夕べは、いつもよりも沢山やれたかな。
女房は「大きな小芝居」といって笑われました。


今回、色々な刺激もありましたし、こんな事が無いとオペラに出る事も、四日市まで通う事も無かったと思います。
本当に感謝してます。

そして何よりも、いろいろな形で歌に携わる方々に出会えた事がうれしかった。
こんなチャンスをくれたMさんありがとうございます。
そして「四日市市民オペラ」本当にありがとうございます。

今日の公演も頑張っていきましょう!