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破滅派の合評会楽しかった

よたか2017.08.27 00:08:27

破滅派と合評会については『破滅派合評会』をご覧ください。

言っちゃうと、なかなかコメントを貰えない著者同士の傷の舐め合い的な企画ですけど、そんなキッカケなんか全然関係なく、幅広いコメントがたくさん出てきてとても楽しめました。

私は『テロリズマ・パリ』という作品を出したのですが、今回のお題のひとつ『テロ』について、他の方と捉え方が違ったコトが意外でした。

無作為な大量殺人、悲惨な現場、声をあげられない者の訴え。などが一般的な捉え方なのかもしれませんけど、これはテロの一面であってテロが起きる要因が見えてない気がします。

いわれなき偏見と差別、テロを指示する人の思惑、お金の流れなどではないでしょうか?

小渕太郎さんのコメントで『近年の欧州にはびこる排外思想を風刺しているようで興味深かった』と書いていただきました。まさに書きたかったことのひとつはコレなんです。

ローマに居た時に、有色人種だからという理由で襲われそうになったコトがありました。
私の欧州の印象は美しいモノだけではないんです。もっとドロドロとした日本人に対する妬みや、暴力がはびこる街なんです。

欧州の各都市がテロに狙われる理由のひとつがその辺ではないかと思っております。

またテロが無くならないのは、テロになどの戦闘行為を起こすことによって、利益を得るだれかがいるからだと思うんです。

そして、そういった非人道的な視点を強調したかったので、オモチャを壊わすように人を傷つけたり死ぬシーンを書きたいと思っていましたが、この部分は全く伝わってませんでした。見事に力不足です。
藤城孝輔さんのコメントにあった『あっけらかんと肉片をまき散らしたほうが効果的だと思う』一度これに沿って書いてみようと思います。

それでも概ね、設定については誉めていただいているので多くの方が欲しがっている内容なんだろうと勝手に解釈しております。

だいぶ書いてないので、腕が落ちてるのは否めません。もっと書いて力をつけるしかありません。

この作品は年内を目処に短編集としてまとめますので、その時に改編させていただきます。

次回のテーマは『誰も悪くない星間戦争』だそうです。
また無茶な……。とは言いつつ、使えそうなネタはもう持っていたりします。