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想像していたけど、モノ別れになった

よたか2015.12.06 23:50:00

詳細は控えるとして、マンガ原作の話が来たんです。

だけど間に入る人がちょっとしっかりしてなかったので、プロット、設定、キャスト、シナリオまで全部公証役場で『日付情報の付与』を貰いました。
そして、契約書を交わすようにお願いしたんです。

そして先ほどまで、マンガ担当を含めて3人でSkypeでお話をしていたんですけど、上手くいかずにマンガ担当が『この話は無かった事に』と発言して終わりました。

マンガ担当の言い分は、原作者とは意見が違いすぎるのでやって行けない。と言う事でしたけど、その前からの対応を考えると、ディレクションとして間に入られている方への不信感があるように思えました。
つまり手を引くキッカケを待っていたように感じたんです。

実際、ディレクションやられる方がしっかりしていなかったので、日程調整やら、設定資料集めまで完全に押し付けられてしまいました。私自身は「別にデレクションいらねぇ」と思ったくらいです。

それでも話が噛み合なくなった時に、顔を立てるつもりで「決定をお願いします」と水をむけたのですが、特に意見は出てきませんでした。
ネームが上がった時点で、テーマが無くなっている上に物語が崩壊していたので、その件で指示を出したんですけど、この作業もデレクターの仕事だろ。
それどころか「男性目線を意識して、もっとセクシーにしましょう」とか、明後日の事を言い出します。

すでに諦めてはいたんですけど、マンガになったのを見たくて、なんとか話だけは続けておりました。

正直、本日のSkypeミーティングでマンガ担当から〝辞める〟と言われてホッとしました。
本当はデレクターの力量不足をもっと責めたかったんですけど、今さら言っても仕方ないので、共用フォルダからデータを削除してSkypeを終了しました。

しばらくして携帯に謝罪の電話が掛かってきたので「あなたの力量不足なので仕方ない」と言ったんです。にもかかわらず次回もなんとかやりたいと言って来られました。このしぶとさにちょっと感心したので、ちょっとした約束して電話を切ったんです。

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今回はたった2人のクリエイターも使いこなせないのは明らかに経験も実力もない証拠。
来年中に最低でも4本、出来れば10本くらいは作品の現場に立会って、どんな仕事をするのか理解してください。
再来年チャンスがあれば一緒に仕事しましょう。
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だいたいそんな内容です。

私も経験したけど、人に頼んで動いてもらうのは大変です。
クリエイタがクリエイタに指示を出すのは、嫉妬や妬み蔑みが混じる事があるので、なかなか上手くいきません。
むしろ、世話焼きのデレクターさんから指示をもらった方がいいような気がします。

その為には、仕事の流れや日程の調整をする必要がありますけど、彼はそれさえも知りませんでした。

1年の間にちゃんと覚えて来るのは大変でしょうけど、彼はどうするんでしょうか?
とりあえず言える事は全部言ったので、後は本人次第だと


過日、彼はこんな事を言ってました。
「生き別れの息子に、自分の名前載った仕事を見て欲しい」

父親としてその気持ちはわかります。しかし、なにもやってないのに名前を載せる事ができる人と仕事はしたくありません。
子どもに見て欲しいなら、それくらいの事は考えて行動して欲しいと思いました。