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ネットで小説を読んで貰う為に、私がやってること

よたか2014.09.17 11:37:41


舞子御前
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ネット小説を読んでもらう為に意識している事を少しまとめます。

ネット上にアマチュア作家の小説がわんさかある中で、自分の書いた作品を読んでもらう事はかなり難しい事なんです。
むしろ誰にも読まれないのが、あたり前と思った方がいいくらいです。

本が売れない。ラノベとコミックしか売れない。そのせいかネット小説も恋愛中心の携帯小説から、PCやスマホで読む事を前提としたファンタジーが増えてきたような気がします。あぁ、あと腐女子向けBLかな。

正直、私の苦手な分野ですので内容についてはあまりふれません。
ファンタジーは読むのはそれなりに好きですよ。設定次第ですけど。ニトロプラスの設定にはゴメンナサイな感じでしたけど、アルドノア・ゼロはアニメを楽しく見てます。

だけど書くとなると、理屈が邪魔してるんですよね。
このテーマなら、別にファンタジーでなくても良くねとか、現実社会の設定で十分じゃんとか考え始めるともうアウトですね。歳をとるのはこの辺がちょっとイヤです。

小説をアップするサイトについて
さて、少し話しがそれましたけど、私が作品をアップするときは大きく分けて4つのサイトを利用してます。
Kindlepixiv小説家になろう、そしてクランチマガジンです。

まずはKindleで売れる作家になる事
Kindle」は販売目的で現在の最終誘導先にあたります。
実際にココで小説を売る事が出来れば、出版社なんか関係ない訳で今はKindleでどうやって売上げを上げるか試行錯誤してる状態です。
そりゃ、製本してもらえるのが一番嬉しいんですけど。

仲間と繋がりを増やすならpixiv
次に「pixiv」ですが、ココはラノベ主体の人が多く、私の作品がそのまま評価される事は少ないのですが、ローカルコンテストが開かれている事が多いので、10,000文字以下の掌編をアップして、互いに評価し合っています。
今は「第一回一週間小説コンテスト」の最中で私も「舞子御前」という作品を出してます。

書き始めの人も多いので、当たり外れが大きいのですけど、新鮮な感覚とか若い人の作品や感想を読めるのがいいですね。
反面、定期的に参加しておかないと完全に忘れ去られるので、極力グループには参加するようにします。

検索エンジンに強い『小説家になろう』
さて、次に「小説家になろう」ですが、ある意味ここが一番大事です。
というのも、このサイトやたら検索エンジンに引っ掛かるんですよ。サイトの作りも、UIも今ひとつ。メニューのフローもわかりにくかったりします。

でも、題名で検索するとKindlepixivよりも上位に来ます。スゴイ。
ためしにそれまでは、内容を考えてタイトルをつけていたのですけど、検索ワードを考えてタイトルをつけてみた所、他の検索ワードを押しのけてトップに来ました。

つまり、タイトルを工夫する事によって小説サイトのトップから来る人だけでなく、通常の検索エンジンから来た人にも読んでもらえると言う事です。

実際、連載終了して2年経った「保健室で昼食を」がもうすぐ23,000アクセス(7,000ユニーク)に届きそうです。アクセス元はヤフーとGoogleが断然多くて、1割はガラケーで3割近くはスマホで読まれているみたいです。

現在試行錯誤の一環で「サーバールームと引籠る蜜蜂」を連載中です。まだ3回目なのでそれほどの効果はありませんが、連載を続ける事で他の作品のアクセスを引っぱっている感じがあります。

小説家になろう」の連載機能って本当に大事ですね。本当に感謝です。

それと同時に『小説家になろう』では、PC端末、スマホに向けた体裁を考えて書く事も大事になってくると思います。

感覚的には1更新1,000〜3,000文字で、行頭を空けなくてもいいから、1行空けた方が読んでもらえるかもしれないと思ってます。
この辺はまだ試行錯誤中なのでなんともいえません。

デビュー指向で硬派なクランチマガジン
最後に『クランチマガジン』ですが、ここはまだよくわかりません。新人作家発掘が目的という事になっているだけあって、フィードバックに力が入っていてとても勉強になります。
わたしも一度フィードバックをしてもらったのですが、35.5/100とかなり辛めでした。

少し前に『クランチマガジン』の今村さんとお話させていただいた時に「70点めざしてリベンジしてください」とハッパかけられたので、1万文字程度の掌編のプロットを書きました。

この長さは割と得意なので、70点取って見返してやります。

よくわからないのですが、こんな感じで熱くさせてくれるサイトです。

告知方法について
あと、大事なのが告知ですけど、コレばっかりは繋がりに頼ってます。
pixivで繋がった人を中心にtwitterや、リアルの知人中心のFacebookで告知してますが、知人たちのおかげで更新時になんとか100アクセスくらい見て貰えるようになりました。
正直ここまで長かったです。

さて、近々R-18の作品をKindleで上げる予定なんですけど、同じ告知方法が使えないので、少し困ってます。さてどうしたものか……。

でもやっぱり大事なのは内容
そして、最後になりましたが、ココまで書いて来たのは所詮小手先の技術です。モノを書く以上本当に必要なのは一定以上のレベルの作品を書き続ける事です。

この辺は、Webサイトを作ってきてイヤというほど経験してきました。小説も同じだと思うんです。常に今の全力を出して書いて行かないと読んでくれる人に失礼です。

その事を忘れずに小説を書き続けて行こうと思います。
みなさま応援よろしくお願いいたします。