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『世界が変わるとき』を英訳して、Kindleに登録しました

よたか2014.08.17 12:10:17

「この本、英語でよめますか?」と聞かれた事が今回の発端でした。
世界が変わるとき』の話しをした時、北欧から来た彼女は私にそう聞いた。

どうなだろう?
この話、日本国内のアニオタへの皮肉半分で書いたのだけど、日本のアニメについて別の切り口があるんだよって世界に伝えるのは有意義な事じゃないのかと思って英訳にチャレンジする事に決めました。

まず予算だけど、PayPalに3万円残っているので、予備を見て2万円くらいで抑えたい。これでどのくらい翻訳してもらえるのか解らないけど、翻訳者募集でクラウドワークスで募集を掛けてみた。

当初は1本だけのつもりだったので、3,000文字の掌編の翻訳で募集を掛けたのですが、16人も応募してくれたんです。

あまり応募してくれても結局選べるのは1人だけなので、3日で応募を締め切りました。
選考基準(というと偉そうだけど)はサンプル文の翻訳品質、メッセージやり取りのスムーズさ、書かれた文章の丁寧さ、そして金額です。

サンプル文の品質は私ではチェック出来ませんので、ネイティブの人を含めて何人かの人に手伝ってもらいました。
その中でやり取りがスムーズな方を選んで見積が合った方に打診をする事にしました。

そうですね見積は5,000円〜5万円迄幅が広かったのですが、高い見積の人ほど風当たりが強かったように感じます。半分やっかみかもしれません。その辺は良くわかりませんけども。

10,000〜15,000円の見積で出されたモノの評価が割と高かったですね。
おそらく、このくらいの価格で仕事をやられてる方の方が数をこなしているので、慣れて見えるのかもしれません。

実はこの段階でトンでもない人がひとり居て「サンプルの訳を付けて応募してください」と書いてあったのにも関わらず、サンプルも添付せずに応募して来たので「サンプルがないと選考できません」と返事したら「そっちの都合で動けるかバカじゃないの?」と逆切れされてしまった。
この時点で仕事を頼む気はなかったけど、勘違いで怒っちゃった気まずさも残るだろうから「謝罪」できるように水を向けたら「ふざけるな」と一蹴された。

ネット上のやり取りの難しさってこんなところにもあるんですね……。

結局10,000円で見積を出してくれたヨーロッパ在住の日本人の方にお願いする事にして、3,000文字程度の追加で再見積をお願いしたんです。予算内の見積を出してくれたのでその方にお願いする事にしたんです。
実はイタリア語も一緒にどうですかと進められたんですけど、金額と配布範囲を考えるとちょっと無理かな?
フランス語か、スペイン語なら少しはかんがえたかもしれません。


さて訳が上がって来た時点ではたと気がついた。
この訳をチェックしてくれる『プロ』が居ない。

このまえ頼んだのは留学生ばかりなので、短い文章の確認はできても小説の文章までは無理。
結局ツテを頼ってネイティブのプロ(日本語が解らない人)の人にチェックしてもらう事にした。
結構修正とか入れてもらったのに、間に立ってくれた友人がうまく交渉してくれて結局予算ちょっとオーバーで仕上げる事が出来ました。

今回のプロジェクト(なんかカッコいい)で協力してくれた皆さん本当にありがとうございました。
そんなに沢山は売れないと思うけど、今回の事はいい経験になりました。

タイトルは IMAGINE YOU CHANGE the WORLD
当然ジョンレノンのIMGINEを意識して付けました。

この調子で来週は小説の書き方セミナーに参加してきたいと思います。