よたか2012.06.02 04:28:41
Pixivのオリジナル小説のグループ「オリジナル小説を書きたい/読みたいっ!」で企画された「即興小説コンテスト」に参加しました。仲間内のお気軽イベントなんだけど、参加メンバー20名くらいかな?
9パターンのお題はから1つ選んで55分で書ききるという結構過酷な企画。
もっとも得意な「少女独り言」パターンならなんとかなりそう。
でも組み立てに20分掛かってしまった。
あと、30分でかけるのか……。
それでもなんとか書ききった。
それで書いた作品はこちら。
10回目の花嫁
そして、次に、応募作品を全部読まないといけない。
これは、40分で20作品……。
すげーよ。みんな読んで、感想まで入れてる。
最初のうちは、丁寧に読んでいたけど、最後の方は一気読みに近かった。
結果、6名の方が票を入れてくれて、5位に入る事ができました。
本当にありがとうございます。
実は、2位から6位まで1点差で、結構接戦だったらしいです。
こんな余興みたいなのって楽しいよね。創作でこんな事するのって漫研の時以来です。
でも、終わって、書評会が始まった時が、私にとって一番有意義だったんです。
「地の文」が弱いから物語に厚みがない。と言われた。
「地の文」って何? と聞き返す。
「セリフ以外の文章の事」だと端的な答え。
地の文が弱いから、読む人が「詩」のような印象を受ける。とも言われた。
それまで一度も考えてこなかった事なので、素直に聞き入る。
『力のある文章は、句読点も必要ない。』
これは、一番の収穫でした。
力のある文章について、真剣に考えてこなかった事に気がついた。
Webサイトなんかだったら、ボタンの力とか、誘導とか、視線とか意識しますけど、
文章についてはそれほど意識した事がなかった。
どちらかというと、そぎ落として、詳細は読み手に預ける事が多かった。
でもね、預けてばかりだと、伝えたい事が伝わらない可能性があるんだよね。
だから、伝える事が出来る文章を書いて行かないと行けない。
いま、少しだけ進歩した気がしています。