よたか2020.08.12 23:30:00
1日中寝ているせいか最近眠りが浅い。食事を摂っていないからすぐに疲れる。
喉が痛くて呼吸がつらい。
そんなこんなで頭がボーッとする。
どう考えてももう病院に行ってもいいレベルだよね。
4日も食べてないし病院に行けば喉の痛みも取ってもらえれば食事も大丈夫だよね。
そんなことを思いながら地域医療センターに行った。
熱もだいぶ下がってるから〝発熱患者〟でもないしそのままみてもらえるだろうと勝手に思っていました。
ところが、受付を終えると速攻で隔離された。
下がったと思っていた体温が37度7分あったらしい。
どうやらこの辺の感覚も麻痺していたようです。
〝コロナ外来〟とでも言う場所に案内された。
看護師の案内もなく通路みたいなところを歩くように言われた。
どうやらここは〝グレー地帯〟らしい。
エアコンがキツい専用待合室に入ると、仕切りのある椅子が3脚あって壁側を向いている。
そこへ完全防備の看護師さんが現れて地域医療の説明をしてくれます。
『地域医療の費用として5,000円 必要する。かかりつけ医の紹介でしたら必要ありません。こちらで受診されますか』
そんなことわかりきってる、ここ4日食べてない水飲むのも辛いけど近くの病院は開いてない。
ここ以外どこへ行けばいいのさ。
少しイライラしながらそんなやりとりをしたと思う。
『本好きの下剋上第一部1巻』を読みながら待つこと30分、やっと診察室に呼ばれた。
ビニルに覆われたパソコンや電子機器、厚めの養生シートが貼られた壁、送風が強めのエアコン、聞きかじりの情報通りすぎる診察室。
奥から出てきた女医さんも完全防護でシールド越しに目しか見えない。これもうわさ通り。
ここ1週間の行動を聞かれて、鼻の中に長い綿棒を突っ込まれる。
「これが噂のPCR検査かぁ」と思っていたら、やたら痛い。
『ちょっと痛いですよ〜』っていまさら言われてもキツいって。
しかしリアクション取れるほど体力も残ってないのでされるがまま。
あとは血液検査とかされて『1時間ほどかかりますから待合室で待っててください』と言われて待合室に戻って本の続きを読みます。
主人公のマインが『もういいよね……』とか言いながら、そのまま死にそうになる場面だった。
ちょっと滅入ったので読書をやめてゲームを始めた。
結局コロナでないことが判明してから、耳鼻咽喉科へ看護師さんに案内してもらった。