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子育ては終わってなかった01

よたか2019.06.26 00:00:00

この記事は2019年6月25日に書いたのですが、事態が収束する予定の3年後に公開するように設定しておりました。

4月に娘が就職して家を出ていったので、やっと子育ても終わったつもりでいました。

これからは保険の積立はあるものの借り入れもしているので返済して、夫婦2人で悠々自適にりあとは生きていく未来を想像していました。

20数年ぶりの2人きりの生活にやっと慣れてきた昨夜息子からラインが入ったんです。夜も遅いのに名古屋まで来て話がしたいとか。

最近忙しそうだったので彼女でも紹介して結婚の報告かもしれないとか勝手に想像していました。

しかし1人で帰ってきた息子はかなり神妙な面持ちでこう切り出しました。
「言い出しにくかったけど、1年くらいまえに転職してた」

せっかく常滑市役所に勤めたのに辞めるのはもったいないと思ったし、言い出せなかったということはあまりうまく行っていないんだろうなと想像もできた。

そこで今回の要件は引っ越しの資金がないから金を貸してくれといった内容だったけど、どう考えても辻褄が合わない。

手取り20万弱に対して、現在の家賃は6万円。光熱費、通信費、車の維持費用をいれても月に10万円は残ると思うんだけど、なぜ引っ越しをする必要があるのかわからなかった。

そこで、しつこく聞いたら、100万円以上の借入金があるらしい。一度は破産寸前まで追い込まれたらしいけど、2ヶ月ほど前に弁護士さんに相談して2年半ほど月々4万円の支払いで話がついたらしい。

家賃を2万円安くするつもりらしいけど、その考え方には同意できません。

個人的には100万円の借金があるなら車は最初に手放すべきだし、引越しで20万円かかるとすると、1年以上先でないと引っ越した〝経済効果〟は出ない。

家に帰っても寝るだけだというのであれば、家賃2万程度の市営住宅に引っ越した方がいいだろう。

どう考えても彼の思考には穴がありすぎる。

とにかく、現在の家計状況を確認しないと話が進まないので、諸々の書類を見ながら話をした方がいいので、日を改めて女房と3人で話をすることにした。

今の彼はレストランで店長をしているらしい。48席もあって、客単価4,000円以上、従業員も10名ほどの店なのに1年も経験がない彼に責任者が務まるとは思えない。

〝店長〟の名刺を差し出した彼が、30代の時に代理店で〝課長〟の肩書きをもらって喜んだ自分と重なった。残業代を削るための役職でしかないのに。本来なら彼は店長を引き受けるべきではなかったと思います。

次の日も朝が早い息子を返してから、遅くに帰ってきた女房と話をしてとにかく一度店に行って見ることにした。

ネットで見る限りは、頑張ってる感じはするものの飲食は所詮水モノそんなに簡単じゃないだろうに。

実際、1日12時間、週6日で働いていていても売り上げは芳しくはないらしい。店長が金の心配をしながら、店を上手く回せるとも思えない。

これはかつて自転車屋さんの店長をやっていた自分自身の経験だけど、お店は生き物なんだから常に手を変えて顧客にアピールしていかなきゃいけません。

少なくとも彼の店はリピーター主体の店らしいので、3回きてくれたお客さんの名前は覚えるべきだし、5回来てくれたら相手の仕事の話もできた方がいいと思う。10回以上来てくれた人だったら家族の話もできるかもしれない。

Webを使った告知もやっていないみたいだし、駅前でチラシだって配れると思う。とにかくやれることは山ほどあるのにまだまだなにもできてないように思える。

多分店を回すので精一杯なのが見て取れる。

『どうしても飲食やりたいのなら、一緒に住んで名古屋の店で修行した方がいいだろうに』とは女房の意見。
私も同意。

だけど100万円の借入内容次第じゃなかろうか?