よたか2018.08.04 23:59:00
人生初のスキンヘッドを経験しました。連日の猛暑の中、刺すように熱い直射日光を思う存分浴びて来ました。
シュタインズゲート ゼロの録画を娘と見ながら何気に「ミスターブラウンならコスプレしてもいい」と言ったのがきっかけでした。
娘が「じゃ私は鈴羽やるね」と言い出し、ちょうどシュタゲの合わせやるらしいから一緒に行こう! と話は転がって行きました。
ミスターブラウンのコスプレと言っても、黄色いTシャツ、ジーンズ、エプロンなのでそれほど準備もいりません。もっともエプロンはぴったりのやつがなかったので女房の手作り手書きです。
おかげで衣装の方がイメージ通りに揃いました。
その分、ベースをミスターブラウンに寄せたかったので肩周りの筋トレを強化しました。ショルダープレスとかプルダウンとか上半身がゴツく見える種目を追加。本当はアームカールともっとやりたかったけど、時間的に無理なので諦めました。
そして頭です。世の中にはハゲヅラとか言うものもあるみたいですけど、どうせやるなら悔いなくやりたかったので剃る事にしました。
ただ、剃ると言ってもインストラクターの仕事の都合ですぐに剃るわけにはいきません。1ヶ月ほどかけて少しずつ髪を短くしていきました。
最初は3mmくらいから、1週間前には0.5mmにして、前日にさっぱり床屋さんで剃るつもりだったんですけど、スキンヘッドって意外と高かった。
プールの会員さんたちからは「スキンヘッドなんて、毎朝電動カミソリで10分でできるよ」と気軽に言われていし金額的なギャップがありすぎたので、とりあえず0.5mmまで刈ってもらって自宅で剃る事にしました。
シェーバーのバッテリーが途中で切れる可能性を考えてドラッグストアでいつもより高いカミソリを買って自宅のバスルームでさっそく剃髪開始。
ジョリジョリと心地よい音を立てて剃っていきます。意外と簡単かもとか楽観してたけどそうでもなかった。
鏡では見えないけど、手で触るとそこかしこに剃り残しがある。耳の上あたりとか結構残ってる。
それこそ手探りで確認しながら剃っていく。あきらかに皮膚一枚削った感じとか、横にスライドして切ったりもした。
人からは聞いていたけど、人の頭って綺麗な形をしているわけじゃないんですね。じゃがいもみたいにゴツゴツしてる。
それでも2時間ほどかかって剃り上げる。頭に手のひらを乗せるとピタッとくっつく不思議な感覚がクセになりそうです。
最後にアフターシェイブローションをつけると思いっきりしみた。髭剃り後の比じゃないくらいしみた。
初めてトニックシャンプーを使った時に、びっくりして股間に垂らして風呂場で飛び上がった時のことを思い出した。
素直に床屋でお金を払った方が良かったかもしれないと思いつつも、貴重な経験をしたと思って納得することにしました。
コスプレ前日は、娘と一緒にハシャギ気味に衣装を合わせして、翌日のコスサミ2日目の準備をしました。
そして翌朝、頭を触ってびっくりした。すでに0.2mmくらい伸びてる。そして自分の毛髪力を知ることになりました。
それこそ最初はシェーバーで剃ればいいと気軽に考えていたんです。でもね、シェーバーでは無理だった。髪の毛の方がはるかに勝っていた。
会員さんは『電気かみそりで〜』って言ってたけど、その人たちはすでに髪の毛が細くなられてるので、シェーバーでいけたんだと気がついた。
仕方なく、バスルームに飛び込んでシェービングフォームをつけてカミソリで剃った。ジョリジョリと心地よい音をさせながら、昨日よりも幾分早くスキンヘッドになれました。