よたか2016.03.21 20:50:03
5年かかって大学を卒業した息子が家を出て行きました。まだ荷物が残っててまだまだ何度か帰って来るし、最後の荷物を運び出して仕事がはじまれば私も『独立した』と感じるんでしょうけど、息子はここで一区切りつけたみたいです。
出て行く時に珍しく私を呼んで「じゃ行くね」みたいな変な、中途半端な挨拶をして出ていきました。
あぁ、出ていっちゃったんだなぁ。
おもわず高校を卒業して、京都に就職した時の事を思い出した。
慣れない言葉、知らない街、先輩たちのいる寮。
不安しかなかった。
息子には23年間、楽しませて貰いました。
ありがとう。
そんな話を『なご球』でしてたんです。
今日は小学生が沢山来てて楽しかった。
やたら上手い3年生のシュートをことごとく止めてやったら、ベンチに戻ってシャツ被って泣いてました。
そこまで悔しがってくれるなら本望です。
次に会う時までにかわしてシュートを打つ工夫をしてください。
その子のお父さんは、シュート決めさせて気持ちよくやらせた方がいいのか、ガチでやるのがいいのかわからないと言っていた。
そんなの大人気なくガチでやるべきでしょう。
ドリブルやりたかったらやらせて、シュート打ちたかったら打たせて、自分で工夫させればいいじゃない。
親は側にいて誉めてるだけでいいんです。
なんて、子育をおえた父親だから言えることだよね。
息子が小学生の時は、そんなこと考えなかったもの。
失敗したことの方が多すぎて、息子には申しわけなく思ってる。
それでも、うちの息子は出ていく時に、何かしら言いたそうにして、だけど大したことを言わずに出ていった。
口の重い男だからちゃんと言葉にできないんだろうな。
息子はうまく育ってくれたと、父親は勝手に判断してます。
あと3年で娘も出ていく予定です。
子育も終わりが見えてきました。