よたか2016.01.08 23:50:00
忘れかけてるイタリア語使えればいいかな。って軽い感じで、イタリアコミュに登録して、イタリア語で挨拶を書き込んだんです。その中に、『趣味:アニメ』って書いたんですけど、それを見たミラノの美大生から速攻で連絡が来ました。
オレのイタリア語なんて、幼稚園レベルなのでそんな言い回し知らんわ。って感じのイタリア語が飛んでくる。
翻訳サイトで見ても「少なくともこのニュアンスは違うぞ」って翻訳しか出て来ない。
仕方なく、なんとか思い出しながらイタリア語のやり取りが半年くらいつづいたかな。
しばらく途切れていたんだけど、気をきかしたのか今度は英語で書いて来た。
どうやら仲間うちでアニメ(ニュアンス的には漫画だと思うんだけど)を作ったから、みんなに見て欲しい。らしい。
とは言われても、イタリアの学生のアニメじゃそのままでは無理な気がするし、どうしたモノか?
アニメの仕事がしたいとも言ってきたので、「アニメ業界はハードでプアだよ」そう言って、「SHIROBAKO」の公式サイトのリンクを付けて送りました。
しばらく連絡がなかったので、もう終わったのかなって思ってたら、「これスゴイじゃん。これって日本のアニメ制作の話なの? オレでもできるかな?」と聞いてきた。
どうやら翻訳サイト使って読んでいたようです。なら、もう少しイロイロ送ってもイイかな。
「アニメのプロヂューサーに知り合いが居るか?」とかトンデモない事を聞いてきたので、丁寧に『Sorry no』と返した。
でも、なにかヒントくらいは送ろうかな。
そこでpixivと、VOFANのリンクを付けて送ったんです。
pixivは日本のアニメ、コミック、ラノベを投稿するサイトでココで声を掛けられてデビューした人もいるよ。
VOFANは台湾の人で、日本も人気のあるイラストレータです。
そんな説明をした。またしばらく無言。
あぁ、翻訳してよんでるらしい。
案の定、しばらくして返事がきた。
「本当にありがとう。あなたは本当に親切だ」 英語の文法がちょっと怪しかったけど、そんな意味だと思う。
まぁ、なにはともあれ、喜んでくれたのなら良かった。こういうときって英語でなんて返すんだっけ?
出て来ない。
そこで、仕方なく「Non fa niente. ciao!」とイタリア語で返しました。
ただ、今回のやり取りで気がついたんだけど、日本でよく使われてて欧州でも需要がありそうなサイトでも、言葉の壁でナカナカ超えられないんだとつくづく感じた。
まだまだ日本のネットはガラパゴスがつづいているようです。