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柳澤キャスターの1分間コメントについて

よたか2015.02.02 23:42:08

なんだか今朝のNHK「あさイチ」で、柳澤キャスターがつきあいのあった「後藤健二」さんの事についてコメントされたらしい。
後藤さん殺害事件で「あさイチ」柳澤キャスターの珠玉の1分間コメント ※『珠玉の』とかイタイな。このタイトル。

徹夜明けだったので見てなかったのだけど、SNSでコメントが流れてきた。
この話題、玉石混合の情報が入り乱れて、安易な書き込みはしたくないのだけど、この一言は重いと思ったので、どうしても書きたくなりました。

『戦争になったり、紛争が起きると弱い立場の人がそれに巻き込まれて、つらい思いをするということを、彼は一生懸命に伝えようとしていたんじゃないか。』

わたしなりに解釈すると、日本が戦争に巻き込まれて日本人が死ぬとかそう言う事よりも、大国の思惑の中、殺されていく兵士を含めた人々の事を知る必要があるということだと思った。
イスラム国は多分“窮鼠が猫を噛んでる”状態何だとなんとなく感じてた。
ココで抵抗しないとずっと何もいえないママ終ってしまうと感じた人が最期を覚悟して行動を起しているんじゃないのかなぁ。

でもさぁ、これって、70年前に日本が追いつめられた状況に似てない?
追いつめるほど抵抗するし、過激になっていく。

スティーブン=スピルバーグの駄作“1941”で、ヒットラーと昭和天皇の似顔絵を描いたフロアでダンスパーティーをやってるシーンがあった。
ネットを含めた最近の報道を見てるとそのバカ騒ぎのシーンを思い出してしまいます。
そうですね、みんな情報をBGMにしてダンスを楽しんでいるようにしかみえません。

劇場版サイコパスを見て来たのだけど、“ドローン”がレジスタンス達を容赦なく撃ち殺すシーンがあった。
きっと戦場はコレに近づいているんだろうな。
リスク無く敵を殺す兵器を持つことは“独裁”とか、“帝国主義”といわないのでしょうか?

・第一条 ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
・第二条 ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。
・第三条 ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。
アイザック=アシモフのロボット工学三原則なんてどこかに消えてしまったのかもしれません。

手塚治虫原作、浦沢直樹がリメイクした「PULUT」はまるでアメリカの中東侵攻を予言しているようでした。
話しの結末まで似すぎていて恐くて震えたのを覚えています。

多くのクリエイターたちが、予言し、警鐘を鳴らしているように思えてなりません。

最後に柳澤キャスターの言葉で締めさせていただきます。
「われわれ一人ひとりにできることというのはものすごい限界があるんですけど、この機会にそういうことを真剣に考えてみてもいいのでは・・・。それが後藤さんが一番、望んでいることじゃないか。」

少なくとも、私はまだ出来る事が残っているような気がしています。