よたか2014.05.29 11:07:55
やっと自宅の「URの団地」の外壁リニューアル工事が終りました。ここに越してきて大きな修繕・改修は2回目かな。工事中は団地の周りに足場組まれて、ベランダの外を人が歩いていたり、目の細かい白いネットで風景も見えなかったりちょっとイヤだったけど、終ってみるとなんとも気持ちいいですね。
いままでベージュ一色だった団地が、モノトーン(一部除く)の洒落た建物に変身しちゃった。
分譲マンションに住んでいる知人からの話しだけど、管理組合が上手く機能してなくて、20年以上「修繕・改修」が行われていないらしい。
おまけにそのマンション。あまりガラの良くない方が沢山住むようになって、積み立て金すら集まっていないらしいです。
その知人は「まだ10年ローンが残ってるから出て行くのもねぇ……」と愚痴ってたのを覚えてます。
それから考えると、URの賃貸住宅を選んで良かったとつくづく思っちゃいますね。少なくとも「修繕・改修」はやってくれるし、何かあればクレーム聞いてくれる人も居る。
あと、なによりも阪神大震災の時にURの建物は倒壊しなかったらしい。
自分で調べてないけど、うちの自治会長がいつも言ってるので、多分本当だと思う。
このまえ福岡の実家に帰ってオヤジにそんな話しをしたら、オヤジは開口一番。「もう、団地暮らしはいっちょん好かん」と言われてしまった。
うちは妹2人が実家を出て行くまで市営住宅に住んでましたけど、何を思ったのか突然、家を買っちまいやがったんです。3LDKで築10年くらいの中古住宅だけど、1,500万くらいらしいけど、いまなら、新築でもおなじくらいの価格で売ってますね。
それなりに蓄えもあったらしくほとんど即金と10年ローンだけで購入しやがった。もうローンも終ってるんだけど、毎年帰るたびに家の形が変わってる。
装飾的と言っていいのか、改良と言っていいのか、リフォームなのか良くわからないけど、少なくとも遺産相続されても仕方が無い事だけは確かです。
「オヤジ。俺こんな家いらねーよ」と皮肉を込めていうと、
「このウチは俺のオモチャやけんよかと。おまえにやらやらん」とか憎まれ口を叩く。
「ふんっ」鼻で笑ってみたものの、確かのこの家はオヤジの色に染まってるオヤジの家だ。一緒に暮らしてるオフクロには可哀想だけど、隠居したオヤジの唯一の楽しみなのかもしれません。
そんな実家の風景を見ると、家は住んでる人と一緒に成長していくんだなぁって思っちゃうんですよね。
中古住宅でもそう感じちゃうんだから、もし新築買って5人家族でずっと住んでたらもっと感慨深い気持ちになるのかも知れませんね。
でも、新築を建てるメリットってそれだけなのかなぁ。他の事考えてる人がいたら聞かせてほしいなぁ。