よたか2013.09.09 10:32:24
最近のオリンピックだと、右肩上がりの中国とか、国の規模がでかいアメリカ、安定しているオーストラリアとかは別にして、ギリシャやスペインの事がどうしても忘れられない。イギリスにしても経済的に良くない時にやる事になったものの何とか弾みにしたみたい。だけど結果が出るのはむしろコレからでしょうね。
不況が直撃したロンドン五輪:緊縮との戦い
オリンピックが「政治」とも「経済」とも関係ない牧歌的なイベントであればそんな事は関係ないと思うんだけど「国を挙げて」とか「日の丸背負って」とか言ってる以上そんな訳にはいかないんでしょう。
多分選手の成績とか活躍とかさえ関係なく「オリンピック」が終るまで「オリンピック特需」は続いていくんでしょうけど、問題はその後だと思うんです。
「特需」がなくなった祭りの後、日本は元気なままなのでしょうか?
かつてのソビエト連邦の長、ゴルバチョフは言った。
「ソビエト連邦を解体させたのはペレストロイカではなく、チェルノブイリだった」
どうやら、チェルノブイリの事故はあれだけの超大国をも解体させてしまう大事故だったようです。
当然何が言いたいのかお分かりでしょうが、福島第一原発を中途半端なままにしてオリンピックモードに突入させるのはちょっとマズくないですか?
汚染水漏れ事故(というか人災)を一個人の自殺のニュースで誤摩化し、ある意味首長の判断が必要な非常事態だったのにゴルフ三昧の夏休みを取った国家元首にしてみれば、いい目くらましになったような気がしてなりません。
個人的には、ゴルフに行く前にチェルノブイリの石棺見に行けよと思うんですけど。
このままだとそのうちしわ寄せがいって、オリンピックやる頃には大変な事になって居る様な気がしてなりません。
当然、国家元首は別の人になってるから責任問われる事なんてないんでしょうけど。
まぁ、それでも決まった事なので2020年までは『テツオ』が出て来ない限り世の中このまま進むんでしょう。
だったら、競技場を作る前に一刻もはやく福島第一原発を石棺に閉じ込めて、少しはあたり前の判断をして欲しいところです。