よたか2013.06.15 12:34:03
自分が人からどう思われてるか? なんて言うと「自意識過剰」に聞こえますけど、さすがに昨日は考えずにはおれない一日でした。実は今度「自主制作映画」というのに関わる事になったんです。
しかも主役で。
なんでも監督(兼脚本、演出、カメラ、演出、その他)が、初対面の時にキャラクターを思いついてストーリーを考えたらしいです。
考えたらしいけど、
その役がちょっと危ない人なんだな。これが。
私を見て、そのキャラが浮かんだと言う事は、そんな風に見えてるわけ?
んーっ。気になる。
今から作る作品なので、内容については書きませんけど、家族、特に娘にはみせたくないなぁ。
女房は「家族に見られたくない映画に出て欲しくないんだけど」と言われてしまった。
シナリオ読むごとに、いろいろ考えちゃうんですね。
まぁ監督の主旨は理解出来たので、悪気とかないのはわかったし、当分自虐ネタに使えそうな気がするのでとりあえず良しとします。
で、夜というか深夜に出演者3人が集まって、読み合わせしたんです。
他の2人は「俳優養成所」の人なんで、初見でもなかなか上手い。なんとかついて行くので精一杯。
でも、これから始まる撮影がちょっと楽しみになってきました。
同じ日の昼間の話し。
知り合いの女性と話してたんですよ。小説のネタにすることにしたので内容は書きませんけど、途中で彼女から「若い時もてたでしょ」とか言われた。
この一言って、なんか深読みしちゃいそうな一言ですよね。
『ただのお世辞だよ』とか、
『今はもう全然ダメ』とか、
『どうせ会うなら、若い時に見たかった』とか、
『今も素敵なおじさんですね』とか。
一体どう言う感想なのか読み取れないけど、男心はちょっと揺れてたりする。
まぁ、揺れたままだと手玉に取られたみたいで悔しいので、その辺を足がかりにして相手の話しを聞いてみたりする。
そうすると意外と話してくれる事もあるけど、これがなぁ、結構赤裸々な事聞いたりする事もあるわけです。
多分彼女は本当に信用して話してくれてるんだろうなとか思うと、ちょっとうれしかったりする。まぁ話聞いても特に何か出来るわけではないので、本当に聞くだけなんだけどね。
もし20代なら勘違いしてしまいそうだけど、すでにこの年齢なのでそんな事もなく、心の揺れなんてすぐに抑えちゃって、どうやったら『ネタ』に出来るかを考えながら話しを聞いてるんです。
最後に「今の話し『ネタ』になりそうで面白いね」というと、ほとんどの場合、満足げに笑ってくれる。
こう言うのって、やっぱり見た目というか、印象で得してる部分なんだろうなって感謝する時が多いのだけど、商売に結びついてないのが極めて残念と言えば残念ですね。
知り合いに言わせると「正直に顔に出てるから……」と言われたので、そういう事なんでしょう。
ここ何年か他でバタついて考える余裕なくて、そんな事考えてなかったけど人からどう見られてるかって、自分にどんな『武器』があるかって事なのかなぁってココ最近思うようになりました。
ただ、コレが商売にいかせればいいんだけどなぁ。