よたか2012.12.08 05:15:48
各政党党首が討論してたけど、だいたいどの党首もハッキリしない意見ばかり。例えば、原発やめると言っても『最終処分地』について即答できなかったり、TPPについては参加する方向で会議に出るのか、党内の事情もあるんだろうけど、もう少しハッキリ言いきれないのかと思っちゃう。
その中でただ一人、存在感があったのは石原慎太郎。
この感じ、あの時の小泉さんと同じ感じ。
「国防をアメリカに頼ってる以上、米軍には何を言っても通じない」とか、
「日本の周りには、核を持った国がこれだけあるのに、国防を他国に頼るなんてありえない」なんて言ってる。
でもね、わすれるなよ。
尖閣諸島の問題はあんたが発端なんだからね。
古舘伊知郎、なんでソコに突っ込まない。
わざわざ敵つくって、敵がいるから憲法を変えて軍隊が必要って、いわゆるマッチポンプ的といえなくもない。
ただ、遺伝子組み換えシールを貼って流通させてたら、アメリカに文句言われたとか、話としては結構面白かった。
不況になると、極右、国粋主義が台頭するって聞いたことあるけど、こんな感じなんでしょうか。
個人的には「鈴木宗男」を応援してるんだけど、今回の党首討論では理解されないだろうな。
政見放送の時は、ロシアと交渉して北方領土問題を解決して、日露で協力して、核廃棄物をシベリアの地下に廃棄するとか言ってたけどソレを言う時間も無かった。
ただ、中国、韓国と島の取り合いしてる時に、ロシアともこじれると収集つかなくなるだろって思うけど、チャンスがあればきっとやるんだろうな。
一番残念だったのは「嘉田由紀子」脱原発について、最終廃棄について聞かれた時の誤摩化し半分の回答。
最低限、即答すべきだろ。
一番笑えたのは「私はリアリストですから」と言った野田首相。
「逆切れ解散」した張本人がそんな事いうか!
一番恐かったのは、安倍晋三の憲法についてのコメント。
憲法改正に2/3以上の賛成が必要だから、1/2で改正できるように憲法を変えないと行けないとか語ってる。
憲法変える前にお前が変われ!
こうして並べてみるとわかるけど、すべての話が国防を軸にしてる。
国を守る為に、軍隊が必要なのか、アメリカに頼るのか、話合いだけで乗り切るか?
自衛隊を国防軍にすればアジア諸国から突き上げをくらうだろうし、
アメリカに頼りっきりだと、TPPとか地位協定とかアメリカに逆らえない。
かと言って、話合いだけでなんとか乗り切ると言うと、理想家と後ろ指刺される。
この基準って、80年前と同じではないでしょうか?
歴史は繰り返すというか、なにも進んでないんですね。
もう少し鈴木宗男がもっと落ち着いて
「国家間の争いは無くなった。恐いのはテロの脅威だけ」とちゃんと発言できれば状況は変わったかもしれない。
結論!
なんらかの利害関係がある人は、自民か民主。
どちらも嫌いな人は、未来。もしくは、維新。
どこにも期待できないなら、委任状の代わりに公明か共産といった感じでしょうか。
ところで「福島瑞穂」の無視されっぷりが可哀想すぎでしょう。