よたか2011.09.26 16:36:55
京都で勤めてたお店のおじさんが亡くなったので京都まで行って来ました。長い間サイクリングクラブを運営して来て、自らもランドナーでサイクリングを続けて本当に自転車と一緒に生きて来た様な人でした。
私は、このおじさんには、怒られた事しか憶えてないのですね。
働いていたのも、20年以上前ですし、最後にあったのも、10年くらい前なので、親密と言うわけでもなかったのですが、やっぱり恩ある人だったので、京都まで行って来ました。
こういう時って、やっぱりいろいろ考えてしまいます。
今のお店の店主は、私に知らせるつもりは無かったみたいなのです。
知れば、行くか、行かないか決めないといけないし、どちらにしても、負担になると考えたんだと思うんでしょうね。
もっともだと思います。
それでも京都の友人が、知らせてくれたんです。
友人は、来るかどうかくらい本人が決める事。と、割り切って知らせてくれたんです。
親族だと、自分の事なので、なかなかこんな風に思えないので、そういう風にしてくれる人が、側に居るのはありがたいですよね。
他の友人が、式の会場で言ってました。
「誰かが亡くならないと、会えなくなるものちょっと寂しいね。」
そう言えばそうですね。
今回、私が京都まで行って来た理由の1つは、古い知人に会えるのも大きかったんですよね。
どうとらえるのか、人それぞれでしょうけど、私はとりあえず、今、ココから先を考えるのは辞めて置きます。
ただ、20年前には毎日のように会っていた人たちと再会出来てうれしかったし、友人の家に泊まって、いろいろ話が出来たのも楽しかった。
奥さん、娘さんたち、急に無理行ったのに歓迎してくれて、本当にありがとう。
今度は、娘を連れて「聖地巡礼」の時に伺いますね。
今日は月曜なので、ゆっくりと言う訳には行きませんでしたし、できれば、みんなとは、もっと明るい席で会いたかったな。
そんな事を考えていた時、行き帰りに読んでたのが、「狼と香辛料17巻 エピローグ」ロレンスの店の開店祝いに駆けつける知人たちの話。
本当になんてタイムリーな本を読んでいるんだろう。
ちょっと恨めしくなります。
最後になりましたけど、おじさんのご冥福を心から祈ってます。