よたか2010.06.05 06:00:15
愛知県って交通死亡事故が全国1位なんだよねずっと。どれくらい前からなのかは知らないけど、2位が北海道らしので、道の広さが関係ないわけではなさそうです。いつだったか忘れたけど、NHKのこのテーマの番組、見てたんです。
事故を起こしたドライバー3人と、事故にあった(?)被害者の方たちとの討論とか番宣にかいてあったかな?
まぁNHKなので、あたりさわりなく、それほどエスカレートさせずに話を進めて行きます。
他の話の内容はさほど憶えてないのですが、ドライバー側の「学生」がこんな事言い出した。
「車の信号無視ばかり問題にするけど、歩いてて信号無視した事ない人います?」
この問いに、場は一瞬静かになった。
曇りガラスで顔は隠してあったけど、きっと、してやったり見たいな顔をしていたに違いない。
でもね、私は、ずっとこの発言に違和感を感じでいたんです。
車の信号無視ってさ、ほとんどの場合、信号のかわりバナにスピード上げて突っ込む事が多いと思うんです。
つまり、状況としては、注意はしているだろうけど、廻りが見にくい状態で交差点にスピード上げて飛び込んでいく感じですね。
それに、名古屋の道は広いので、交差点の向こう側も遠いので、その分事故がおこりやすそうです。
対して歩行者の信号無視は、左右をかなり十分確認して、小走りに走っていく感じかな?
まさか、片側3車線もある道を渡るひとはいないだろう。
だとすると、両者の信号無視を同様に論ずるのは、やはり違う様な気がする。
それに、信号無視で事故が起きた結果も、車の場合は相手も傷つける場合が往々にしてあるのに対し、歩行者は傷つくのが自分だけである事が多くないか?
まぁもう少しいろんな意見もあるかもしれませんが、ドライバーが保身の為に「歩行者の信号無視」引き合いに出すのは全くの詭弁ですね。
番組中で、スピード違反があたり前の様に話すドライバーに対し、おばさんが「そんな意識なら、運転をしないで欲しい」と言ってましたが、まったくそれと同じ感じだと思います。
とは、言う物の歩行者の信号無視を肯定しているわけではありません。
信号は守りましょう。
20年ほど前、ローマの街角、信号待ちしてた時、イタリア人に言われた。
「車来ないのに、なんで道ばたに立ってるの?」