よたか2009.12.27 07:16:41
状況から考えたら、休めないと思いつつも、一縷の望みはあったのですが、金曜日の電話で一気にふっとびました。3年前に作ったスクリプトが越年できないらしい。
いつも使えているシステムが動かなくなる事はとても困る事。
では、それに対する備えというか、対策とうか、保証について考える。
今回のケースではそれが出来てなかったと思うんです。
ちょうど一年前かな?
月々1万円くらいの作業だったんですけど、この仕事の更新作業から外されたんですよ。
いろいろな手順は踏んでいた物の、いわゆる「外注切り」ですね。
切るときは、あっさりしたもんですよ。
バッサリと…。
それこそ「なにかあっても手伝ってやるもんかっ!」て思えるくらい。
でもね、やっぱり自分の作ったものは可愛い。
「動かない」って聞いたら、ちょっと無理してでもなんとかしたい。
「今回の請求はどちらへ?」と聞くと、
「お金かかるんですか?」
別に、何年まで使うとか、約束してないし、もともと2008年分までしかデータも準備してない。
つまり、2010年まで使う前提では作ってなかったんです。
もし、そこまで動作させる必要があるなら、その期間のメンテにかかる費用とか考えるもんだと思うんです。
年数を2桁で処理していたので、その辺に原因があると思うので、
全部書き直してチェックすれば動くと思うので、ざっくり20時間かかると踏んだ。
「年末の立て込んだこの時期、20時間分の作業を突っ込むのでそれなりに金額は掛かります。」
それだけ告げて、後は代理店さんにまかす事にした。
というわけで、金曜日の夜からぶっ通してスクリプト組み直してました。
3年前のスクリプト…。
あまりにも、恥ずかしい…。出来れば全部書き換えたい。
でもそういう訳には行かないけど、せめて、PHP5でもnoticeが出ない様にしておく。
パッチ書いてサクサク作業をススメる。
あぁここかぁ。
先方で書き直しているとおぼしき個所。
チェックするファンクションひとつ消してる…。
これでとどめさしたんだな。
ここまでやっても、どのくらいの期間必要とされるんだろうか?
コンテンツだけは、移行しやすい様にしてあるので、そんなに難しくはないと思うんだけど、
次回のリニューアルやる人はそんな事に気がついてくれるかな?
こんな作業やるたびにいつも思うんだけど、
その昔「モノを作る」というのは、とても崇高な事だったと思うんです。
宮大工なんて、1,000年残る物を作っている人たちもいる。
対して、私たちが作っているもんなんて、せいぜい5年もてば長い方。
もう少し寿命の長い物を作っていかないと「職人」とはいえないなぁ。