みゆき2005.10.09 14:48:59
もう、先々週になるでしょううか、バタバタと作品展が終わりました。こちらに終わった報告を書かなければと思いながら、なんだか遅くなってしまいました。
私が文章を綴ることにものすごく時間がかかることと、ちょっと感情の揺れがあって書きにくかったからです。
それはなにかというと、自分が勝手に、間違いなく来て下さるかなぁと思っていた方が来て下さらなかったり、ついでに……なんてお渡しした方が来て下さったり、そんなことでちょっとガッカリ感とアリガタ感を同時に味わっていたのでした。
それももう、日が経てばアリガタ感だけが残り、スッキリしたのでご報告です。
ああいう公共の場所のギャラリーの集客がどの位あれば成功というのかはわからないのですが、主催者の私たちとしては成功だったと言えると思います。
一番よかったのは、作品を書くためにたくさん練習したこと。なにもなければ、月に2回の教室と提出作品制作の制作時少し余分に練習するだけで、以前に習った書体の書き方を忘れたりして、書かなければいけない状況を作る以外にないなと思っていたのでした。
それと、たくさんの作品を見られたこと。
先生の作品はもちろんすばらしいのですが、他の生徒さん(インストラクターの資格を持っている方も含め)の作品も素晴らしい力作ぞろいでした。それに、先生が小田原先生の作品を借りて下さって、いつもは本でしかみられない作品が間近に見られたことも嬉しかったです。
額作品の他に、「生活を彩るカリグラフィー」というテーマで、それぞれ自由に展示したのですが、ウエディングはもちろん、ヴァレンタインやクリスマス、ティーパーティー、子どもの誕生・入学などを祝うもの、書道とのコラボレーション、カードの色々など、とても楽しく、刺激になるものでした。
私は額作品を2点出品したのですが、こちらはハーフアンシャル体のもの。
エミリーディキンソンの「草はなすべきことがあんまりないー」という詩です。インスタントコーヒーで紙に色をつけ、まわりは蚊取り線香で焼いたという、なんだかカリグラフィーというこじゃれたイメージとはほど遠い制作過程でした。
へたっぴいのですが、ちょびっとアップも。
もう1点は、かねてからもう一度練習しなければと思っていたイタリック体の作品。
谷川俊太郎の「あるがまま」という詩です。
今、なんと大胆にも作品集を作っています。(A4/フルカラー/20ページ/¥1,200/送料¥200)
私のはともかく、先生の作品をはじめすばらしい作品が盛りだくさんです。印刷でき次第「はなま〜るセレクション」にてネット販売もする予定ですので、よかったら是非。