よたか2010.06.26 05:51:17
本読むのを我慢してまで、アニメの15話の配信を楽しみにしてたので、配信と同時に公式サイトにアクセスするものの、接続できず。
結局エンジェルビーツが終わって、2回見返して、3時半にやっと見る事ができました。
猫が、アララギを裏切るのは予想してたけど、
「羽川の弱さなんだ」
「羽川が僕に言うべき言葉なんだ。」
「苦しい役目をお前に押し付けたにすぎない。」
「羽川がおまえに頼ったのはそういう連中にたいする冒涜だ」
羽川自身に対する否定の言葉を口にするのは、あまりにも鋭すぎて羽川の立場がなくてちょっとヒドイ。
でも、この鋭さがこの作品の一貫したテーマだと思うので、十分理解できますし、だからこそ、このあと、猫が口にする「殺してやる」も羽川の気持ちの一部だという受け止める事が出来るのだと思います。
猫に襲われる時、「自己犠牲」で完結させようとしますが、残された人たち、とりわけヒタギの事を考え、自分が死んだ時に悲しむ人がいる事を思い出し、忍に助けを乞うアララギ。
HoLicの「四月一日」と「女郎蜘蛛」とのやり取りと内容がダブります。
形態はともかく、怪異を扱う作品同士テーマは似ているのかもしれませんね。
これでやっと「化物語」「傷物語」夏の間に心置きなく読む事ができます。
あとは秋の続編に期待かな。