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エンジェルビーツ・どうやら卒業できたらしい

よたか2010.06.26 05:19:54

そうかぁ、心臓移植した相手だったんだぁ。結局この部分がこの作品の全てだったのかな?

心臓移植する事が無ければ、かなでは天使ではあり得なかったし、音無の活動もあり得なかったのだから。

時間軸ががどうのこうの言っても、あまり意味のない事のように思える。まぁ、死んだら、あの世界にどのタイミングで送り込まれるのかランダムなんだと言う事なのではないでしょうか?

時間なんて生きて行く上必要なだけであって、死んだら時間の連続なんて関係なくなると思ってみた方がしっくり来ると思うんです。


12話で出て来た「プログラムの制作者」は音無の事なんだろうな。

気まぐれに繰り返される時間の流れの中で、あるときの音無は、かなでを思って自らNPCとなり、あるときの音無は、ちゃんと成仏(きえる事)ができた。
音無の作ったプログラムだからこそ、かなでが天使に成りえた。

私はそう解釈してます。

でもね、こういった作品はどこまでもこじつける事ができるので、見たまま感じたまま受け取った方がいい様な気がするんです。

「あなたが信じて来た事を、私にも信じさせて!」
「生きる事は素晴らしいんだって。」

死んでから気づくのではなく、生きている今気づいて欲しい。
かなでを通じてそう言われているように感じます。


実のところ、今の私自身にもっとも必要な言葉のような気がしてます。


ところで、ターゲットは違うけど、四畳半神話体系も似た様なテーマな気がする。
こちらも最終回が楽しみです。