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とある魔術の禁書目録「インディックスさんが可愛かったので…」

よたか2008.10.17 03:23:00

アニメ「とある魔術の禁書目録」のインディックスさんがあまりにも可愛くて先がとても気になってしまい、ラノベ買って一気読みしてしまいました。

超能力開発をやっている学園都市…。異能の力を打ち消す右手。魔力を使える条件などの設定がちょっと気になるし、登場人物もちょっと薄いかな?

それでもなお「インディックスさん」は可愛い。

以下「ネタばれ」のレビューです。

大筋は、インデックスさんが悪い魔法使いから逃げまわり、主人公の少年と出会って助けてもらうのですが、インデックスさんは最初から最後まで何もやってないよね。

登場シーンでこそ、ベランダに引っかかっていたりして、「地獄の底までついて来てくれる?」なんて親父殺しのセリフを言ったりしますが、斬りつけられてからは自動書記「ヨハネのペン」以外ではたいして動かない。
「ヨハネのペン」も彼女の意識ではないので、やはりなにもやってないかな?

主役の「上条当麻」はインディックスを「守る」ために奔走し、右手の能力の為に彼女の力になれない事を嘆くのですが、少なくとも彼の能力が無ければ、魔女狩の王「イノケンテウス」を倒す事は出来なかったので、ちょっとそこまで思わなくてもいいのに。

十万三千冊の魔道書の記録の為に「1年毎に日常の記憶をリセットしなければならない」という理由から悪役になってインデックスを追いかける振りをする友人の魔法使い。

この二人は「教会」の指示に従い、毎年インデックスの記憶をリセットするのですが、「規定事項」だと言われてもインデックスとの記憶を守る為に「模索し打開」する当麻。

インデックスさんはリセットされても「当麻の事は憶えてるよ」って感じで終わるのかとおもいきや、実はすべて教会の陰謀だったらしい。

しかし、作者はよっぽど「キリスト教」が嫌いなのか?

文章中にも「魔力だけど、教会は神の力と呼ばせてる」といった類いのセリフや「宗教批判」ともとれる記述があちこちに見受けられる。

時代と国が違えば、この本自体が「禁書」になってもおかしくない。
深夜とはいえ、アニメの方はもう少し抑えた表現になるのでしょうね。

クライマックスで当麻は、「教会がインディックスに掛けた魔法」を打ち破るのですが、代償として自らの記憶を失ってしまいます。

このあと、16巻まで続いているので当麻の記憶も何とかなるのかもしれませんので期待して読んでみようと思ってます。

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