よたか2019.06.22 05:49:44
6月15日(土)Jリーグのスポンサーやってる『明治安田生命』のフットサルイベントの地区予選に参加してきました。最近は20Km離れててもロードバイクに乗って参加しているので今回も名古屋から安城まで30kmほど走ってきました。
1号線走るのは慣れてるので、9時半集合でも余裕だと思っていたのですけど、知立から会場へ向かう道で迷ってしまって到着したのは試合開始の5分ほど前でした。
とにかく速攻で着替えて、ピッチに入ります。
うちのチームはこの大会のための急造チーム。初対面の人もいるしチームのバランスも期待できそうにありません。男女MIXなので女性のプレーと一番後ろに誰に居てもらうかがポイントになります。
まず、1試合目ですが女性が2回決めて倍の4点と3点追加して 7-0 で勝利したのはいいのですが、戦力差がありすぎたのでチームの見極めができませんでした。
大量得点で勝つのは悪くはないのですが、ちょっとチームが浮き足立ってる感じです。この雰囲気で強い相手と当たるとボロボロにされちゃう。
それでもラッキーだったのは2試合目は知り合いのチームだったこと。何度か練習試合もしたし、選手のクセなんかもなんとなく知ってる。
結果、4-0 で勝てましたが、この試合でチームの欠点がはっきりした。ディフェンスに戻るタイミングが悪すぎます。3人で攻め込まれる場面も2度ほどありました。
MIXの試合では女性選手が常にピッチに立っているので、男性3人は通常よりも最終ラインを意識する必要があります。なのに2人がボールホルダーに行ってしまってボールを取れなかった時に一気に速攻を食らってしまうんです。
ただしうちの女性選手はDFがうまかったので危ない場面を何度か助けてもらえました。おかげで2位以上が決まりました。
そして3試合目、引き分け以上で1位抜けの予選リーグ最終戦。相手はミドルからでも打ってくるハードキッカーと細かいドリブルが上手い選手が居るチームです。
個人的には0-0 の引き分けでよかったので、ゴール前で守ってて欲しかったのですけど、急造チームなのでそんなに上手くいきません。ゴール前で相手ボールになったらとにかくコースに入ってもらってシュートブロックしてもらいます。
それでも何度か遅れますが、うまいこと弾き出せました。3人で攻め込まれる場面も何度かありましたが、相手のミスで助かりました。
もう試合も終わりに近づいた頃、ディフェンスの寄せが遅れて強めのミドルシュートを打たれてしまいます。
足元も見えたしコースも読めたので弾きにいきますが、ボールは顔の横をすり抜けてゴールネットを揺らしました。
やられた。コースが読めていただけに悔しすぎます。
それほど時間もありませんでしたが、勝ちにこだわって何度か速攻を仕掛けますが、残念ながらタイムアップ。0-1 で負け。
それでも予選リーグは 2勝1敗 得失点差10で2位通過でした。
少し雨が強くなってきたので、休憩なしで決勝トーナメントが始まります。
一回戦の相手は、やたら上手くて縦に速いチームでした。
予選までの様子ならそれほど怖いとも思わなかったと思いますが、雨で濡れた人工芝は滑りやすくてみんな足元がおぼつきません。
相手も少しパスの精度が悪く感じます。パスミスが増えたせいか、遠目からでもすぐにシュートを打ちに来ていたので50cm前に出て相手にプレッシャーを掛けます。
正直とても怖いのだけど、相手はコースが無くなるので苦し紛れに打たれるシュートは精度も威力も落ちてます。
実力的には相手の方がやや上だと思いますが、女性選手の実力差分でなんとか0-0 でPK戦まで持ち込めました。
うちは後攻なので先にゴールラインに立ちます。フットサルのPKは斜め前に跳ぶのが確実止められると信じて、1人目は右前に跳びます。すると右手にボールが当たってくれた。
このプレーで相手の顔が少しビビってる気がした。そしてうちの1人目が決めてくれれば波に乗れると思いきや、似たような感じで止められてしまった。それから2人外してしまい0-0のままサドンデス。
そして4人目のキッカーにサイドネットを揺らすキックを決められてしまったのですけど、うちの4人目もしっかりと決めてくれた。正直、こんなにドキドキのPKは初めてです。
いよいよ5人目相手のキッカーは女性選手です。それほどキック力もなかったはずなので、コースを狙ってくるはず。
そこで、立ち位置を左に10cm ずらして右手を少し曲げて右側にスキを作って誘いました。そして彼女は明らかに右を狙ってたのですが、蹴った時に滑ったらしくボールは中央に低い弾道で転がってきました。
危ない。もう少しでも速いボールだったら絶対足元に決められてた。そして5人目の女性選手が強めのシュートを危なげなく決めてくれて勝ち上がれました。
色々と駆け引きはしたのですけど、試合中に与えた印象で相手が自爆してくれた気がしました。
そして準決勝戦。まったく休憩時間もなく始まるのでフィールドプレイヤーにはかなりキツイ試合です。心なしか雨も強くなってきてプレー中に滑る選手がちらほらいます。
はっきり言って、このチームとは実力差がありすぎます。もう少し休憩時間があればなんとか勝つ方法もあったと思いますが、みんな疲れているので、思ったようなプレーができてません。
明らかに3人に攻め込まれる場面が増えてます。それでも失点してないなんてある意味すごいと思う。
そして時間が経つにつれて、味方のプレーにキレがなくなってきました。シュートの本数も増えてきた。やばいなぁ。
そして〝いままでの経験〟からゴールの上を越したと思って見送ったミドルシュートが入っていた。ちょっと信じられない。
そして、初めて〝ドライブシュート〟とかいうのを体感した。ミドルといってもフットサルコートの距離で落ちるシュートなんて初めてです。
私はゴレイロとして、今までの経験でコースを読んだりボールのコースを判断してるので、それまでの経験になければ対応できません。
まぁいい経験だとは思います。大会の時でなければ。
そして、少し攻め急ぎで前がかりになったところで、戻りきれずに2点目を取られてしまってそのまま試合終了。
PK戦で勝てたし、ベスト4に残れたし、優勝チームに負けたので悔いはないのですけど、もう少しなんとかできた気がしてなりません。
決勝まで進めれば東海大会に出場できたと思うと、やっぱり悔しいです。
久々に熱い試合でした。
チームメイトはシャワーで汗を流してましたけど、気を緩めると帰りの自転車が辛くなるので、そのまま小雨の降る中を名古屋まで走って帰りました。
気がつくと右足首の捻挫がまだ痛い。試合中に気付かれなくてよかった。もしバレてたらもっと足元狙われたでしょうし。
そんな事をツラツラ考えながら、時速23kmを維持して走り続けました。