よたか2012.05.19 22:44:55
東海プリンスリーグで、全国出場常連の中京大中京と、愛知2部リーグ首位の名古屋市立名東高校。結果から言うと、今日の試合は、1-0で名東高校が勝ちました。
状況からすると、ジャイアントキリングとか、金星とか言われるかもしれない。
だけど、ここ数年の愛知の高校サッカーを知っている人なら、数年前の選手権予選で、名東が中京に勝ってから、大事な一戦であたってる、なにかと因縁のある両校なのをご存知でしょう。
大方の予想では、中京大中京でしょうけど、今日の試合を見る限り、それほど強いチームには見えなかった。
前半こそ、中京が押し込んで、名東が耐える展開だったけど、攻め手がなくなると、放り込んでくるだけになる。
それでも前線におさまれば個人技で、シュートまでもっていくものの、決められない。
名東もなんとか耐えて、繋ごうとするけど、結構ミスがあって、中京に拾われる。
後半も中京は、前線を厚くして、名東に攻め込む。
名東は、スルーパスや、ドリブル突破でチャンスを作る。
なんか攻め方が逆じゃね?
そう思っていると、名東が、左サイドを突破して、シュート。
中京のキーパーが弾いた所を押し込んで先制。
盛り上がる名東応援団。
その後、中京はますます前線があつくなり、6人くらいでオフェンスラインを作る。
中盤をなくして、放り込むだけ。
それでも、技術の差があるので、ゴールまでせまり、シュートまで持ってくる。
名東はほとんどチャンスらしいチャンスも作れない。
中京ベンチ、元グランパス岡山監督の激がとぶ。
「まだ十分時間があるぞ! 落ち着いて攻めろ!」
でも、岡山監督の言葉が一番焦っているように聞こえる。
一昨年の選手権、現アーセナルの宮市一人にやられた感じだった。
昨年の、選手権は、決勝であたって、終了間際に1点取られて負けた。
でも、今日、目の前の名東の選手たちは、確実に中京を追いつめている。
全国でも、有名なスポーツ選手を多く輩出してきた名門高校と、ふつうの公立高校。
その差があっても、名東の選手たちは、最後までプレイをして、中京をどんどん追いつめる。
中京ディフェンスの裏に大きなスペース。
何度か使おうとするが、なかなかシュートまでもっていけない。
最後まで走る事を要求する、岡山監督。
中京の選手は、よく走ってたし、ルーズボールもほとんど中京が拾っていたと思う。
でも、シュートが決まらない。
そのまま試合は終了。
形としては、選手権の敵を取った事になるけど、それを言うのは、インターハイ出場を決めてからかな?
明日の名古屋高校は、不調とはいえ愛知県1部のチーム。
そこに勝っても、決勝リーグ戦3試合残ってます。
最後まで戦って、インターハイ出場を決めてください。
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久々に名東サッカー部の事書いたけど、息子が卒業したから、結構気軽に書けました。