よたか2007.05.06 13:59:10
最近なにかと話題の学校裏サイト。大人の目からは見えにくいイジメが存在しているんだとか。ネットでバトルした事も1度や2度ではないので、どんな荒れ方になっているかある程度想像できるのですが、“会う事がない”相手とバトルするのは“気楽”なんだけど、リアルに会う相手とバトルするのはかなり覚悟居るよね。
人には,それぞれ表現方法があって、喋りが上手い人、文章が上手な人、黙ってても存在感がある人、色々いたりする。
同じように、ネット向けの文章が上手い人もいるし、下手な人もいる。
個性なので,仕方ないと思うんだけど、思うように文章が書けない、伝わらないと、イライラして過激な単語、使ったりしちゃう。
他の場面、喋りや、紙面とか、今までいろんな人が使ってきたコミュニケーションだと、それなりに抑制もできるとおもうんだ。
だけど、メールも含め、ネットは抑制が利かない場面が多いので、言葉がすこしずつ過激になって行く事が多いような気がする。
そして、お互い過激になっていき、いつか、とんでもない状態になって居る事がある。
それがね、お互いの話しならまだしも、第3者だったりすると、どうにも抑えがきかず、そのままどんどんエスカレートしてく。
言われている“本人”がそんな場所を見たらショックだよね。“ほぼ毎日会っている誰か”にそんなに言われていると思うときっとその場にいたく無くなるよね。
まえに、専門学校で講師やってた時、ブログで学生から“非難を浴びた”事があった。誰が書いてるか解らないんだけど、書いた学生が確実に存在している。
私も傷ついた。でも、教壇に立つ以上、決して取り乱さないようにした。そうしてるうちに,同じクラスの学生が、“実名”で私を擁護してくれたんだ。本当にうれしかった。
でも、最初に私を非難した学生は、気まずくなってそれ以上私のブログには現れなかった。
その次の授業で“その学生”がすぐに解った。明らかに先週とは態度が違うし、私の目を見ようともしない。きっとその学生も辛かったに違いない。でも最初は悪気もなかったような気がするんです。ちょっと「じゃれたかっただけ」じゃないのか?
でも彼もとても傷ついたのでしょう。結局、関係は修復できず、私は任期を終え専門学校を離れました。
得る物はなにもなく、辛いばかりでしたが、最後まで,態度を崩さずに接したことで、後悔はせずにすみました。
まぁ、オヤジの世迷い言ですが、私は“裏サイト”の存在が悪いとは思わないのです。そういった“ハケ口”は、どんな場所にも,世界にでも存在します。でもね、そこに行くなら、アクセスするのなら、それなりの覚悟は必要です。
そこは守られたエリアではない、本当に“自由”な場所なんですから、そこにいくならどんな書き込みを見ても、自己を保ち続けるしっかりした覚悟が必要なのです。
その信念があるなら、“裏サイト”へ行っても得る物はなくとも、後悔だけはしないかもしれません。