よたか2010.05.24 00:26:49
アクセス解析はpphlogerをクララで借りているサーバで動かしているのですが、クララの契約も今月までなので、他のサーバーで動作させるべく設定していたのですが、ログイン出来なかったり、文字化けしたままだったりといろいろ不具合が出てるので、もう他のアクセス解析ソフトを導入する事にしました。なにげに検索してみると「Research Artisan Lite」がよさげだったので試しにダウンロードしてcoreserverにインストールしてみると、なかなか調子よさそうだったのでそのまま使う事にしました。
使い方としては、1つのシステムで複数サイトを登録出来るのが理想。だけど、なかなかそんな物もないのですが「Research Artisan Lite」は完全とは言わない物の対応は出来ているのが魅力ですね。
それではインストールの話。
推奨では、公開ディリクトリより上に「ra_core」を配置するように書いてあるのですが、coreserver(XREA)にインストールするときそんな事すると、パーミションでハマるので、public_html上に配置。
当然、通常アクセス出来ないようにしておきます。
次に、共通で使うディリクトリを作成。
まぁ仮に「access」としておきますが、ここに「ra」をコピーしておきます。
まず「ra」の中にある「analyze」にベーシック認証用に.htaccessを配置しておきましょう。
「xrea」の「ツール」メニューを使ってパスワードを生成できるので、ここはxreaの指示に従って「.htpasswd」を設置しておくと割と楽です。
ところで、なんでわざわざこんな事するかというと「Research Artisan Lite」のログインは「アカウント」無しのパスワードだけなんです。
つまり、客先に複数の管理者がいてもパスワード1つというのは、ちょっと心もとない。
そこで、別途、アカウントを発行するべくベーシック認証を使っていると言うわけ。
もっとも時間があれば、この部分だけ書けばなんとかなりそうな気もしますが、今回は時間がないので見送ります。
「ra」は、表示用なので、サイトの数だけコピーしてリネームして設置します。
URLで書くとこんな感じ
http://hoge.com/access/ra/analyze/
http://hoge.com/access/hoge/analyze/
http://hoge.com/access/shop/analyze/
そして、それぞれにアクセスしてインストール作業を開始するのですが、
ra/setting/ ディリクトリのパーミションを707にしておきます。
このディリクトリ以下にサイトの設定を書き込むので、インストール後は705にしておかないといけません。
さて、それぞれのURLにアクセスしてインストール開始。
xreaでデータベースは沢山作れますが、めんどくさいので、今回はプレフィックスだけで対応します。
データベース名もパスワードも全部同じにしてプレフィックスだけ変更して行きます。
インストールはこれだけなので、かなり楽ですね。
解析用のタグは「javaScript」用と「PHP」用がありますが、細かい表示が使えるので、今回は「javaScript」用を設置します。
うちで開発している「はなまるスキン」は、あらかじめこうしたタグを追加出来る様に準備しているので、サイトの設置も楽です。
なんだけど…ウチはクライアントの分全部作ったので、30個くらい作った。正直疲れた…。
で、実際の使用感ですが、かなりいい感じです。
サイト間の解析でも、取りこぼしがない様に思えます。
少なくともpphlogerよりも数増えてるし…。
あっ、携帯のアクセスでIP変わっても1ユーザーで拾えてるみたい。これはいい!
1ユーザー毎の変遷も細かいのはいいけど、pphlogerくらいおおざっぱな方が直感的かも知れません。
それよりもなれかもしれませんけど。
おおむね大満足ですが「ログ容量確認」のボタンを押すとエラーが表示される事があります。
多分設置してから日付が変わらないと出来ないデータがあって、それをチェックできないのだろうと推測してます。
まだよく解らないけど…。
でも、この感じのつくりだとNucleus用の接続プラグイン作れるかもしれない。
そうするとかなり楽に運営出来そうな気がする。
手があいたらやってみようかな?