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ペンギンレーシングの同窓会レースに参加してきました【3】

よたか2014.10.20 12:14:09



土曜日の夜は関西のオッサン競輪で頑張ってる、今村氏の家に泊めてもらって、日曜日の8時に一緒にコセキサイクリングセンターに行った。

すでにもうなんにも集まっていて、懐かしい顔ばかり。ほとんどが私よりしたの世代(といっても40代)なんですけど、上の世代も何人も居た。

結果的には、その上の世代にも負けてしまうのですけど。

■京見峠TT
最初のステージ。京見峠の麓まで移動するけど、すごいやみんなちゃんと走れてる。知ってる人は多いと思うけど、この京見峠って登り口までも結構な勾配なんですよ。スタート地点までやっと辿り着いて、登り始めると思うと、ちょっとキツイ。
最初は京見だけ登ってサポートカーに乗ろうと思っていたくらいキツイ。

それでもね、走り出すと昔の感じを思い出しちゃうんですよね。

勾配の緩いところは重めのギアでスピード乗せて、その勢いのまま勾配のキツいところを登り始めるとタイムが出る。
なんて事は頭は覚えてるし、体も反応しようと努力はしてる。
でも現実は……。
足が回る訳ないじゃん。とりあえずギアが足りない。あと2枚欲しい。一番軽くしても蛇行しないと登れない。

いや、わかってましたけどね、むしろこの前2kmの峠で足ついてた事考えるとちゃんと走れているくらい。

でもキツかった。
30年前流しても12分くらいで登れてたのに、21分かよ。

タイム計測の都合上、遅い方が先に出るんだけど、途中抜かれるたびに思ったさ。『ちゃんと走ってる奴には敵わねぇよ』

シクロクロス頑張ってる赤井とか、トラックおじさんの今村、先の小関さんなんてちゃんと足が回ってるもん。

新しい自転車乗ってる連中は軽いギアで安定して回してるけど、昔のコルナゴとかエベレストとかに乗って来た人は、42x21で踏んでる。

そのまま、下って周山まで移動。
京見の北側って道が悪くなってるなぁ。前輪跳ねまくって大変。でもね、その時に『下りは大丈夫だって』思ったさ。こうなるとちゃんと走って花背も下りたくなって来た。

そして決心した。どんな事してでも裏花背登りきったる。

そして、栗尾峠は旧道をいかずにトンネルを走ってエネルギーを溜めること専念した。



■周山=花背別所
周山の街のハズレから、花背の別所まで走るんだけど、ここは平地なので団子になりやすい。平地はソコソコ回せるんだけど、途中に一カ所だけ勾配のキツイ右コーナーがあるんだよね。
多分ソコは回せない。だから、平地でどれだけ距離を稼げるかがポイント。感じとしては、平地ではソコソコ走れていたと思う。でもね、勾配ではやっぱり無理だった。貯金が一気に無くなった感じ。
そうこうしてるうちに、後ろから速い連中が集団で抜いて行って万事休す。
ほぼツーリングモードになりました。



でもこうして見ると、アスファルトはボロボロだけど、いい感じで走れる。風景も綺麗だし走りやすい。30年前はそんな事ちっとも気がつかなかった。
前だけ見てて、周りを見てなかったから見えなかったんだなぁ。

そうやって考えると勿体なかった。もっと感謝しててもいいだろうって感じ。
若い時はそれがわからないかもですけど、そんな感傷に浸りながら走っていると往年のスプリンターに追いつかれてしまった。



最後くらいはスプリント勝負したかったので、ゴール手前の緩い右コーナーでスパートを掛けた。往年のスプリンターは見逃したのか、反応できなかったのか逃げがきまって最後は気持ちよくゴールできた。

さて、最後は今日一番楽しみにしてた、裏花背。6キロくらいだったかな。