よたか2014.10.20 11:06:42
小関さんの疾走!
土曜日18時に『コセキサイクリングセンター』に到着。
私が働いていたのは、もう25年以上前。その時は『通販』の割合が多くて、通販関連の出荷とか、ホイール祭りのホリール組とかの仕事をやっていたのですけど、今の『コセキサイクリングセンター』は全くさまがわりしてます。
当時、体重が80キロを越していた店長(小関父)が痩せてる。というか、走れるようになってるんだけど。とにかく当時とは立場が入れ替わってしまった。
気になったので、根掘り葉堀り理由を聞いてみると概ねこんな説明だった。
自転車が流行ってから事故が増えてるし、売りっぱなしだとお客さんの事が気になって仕方がない。
それで納品の時に、お客さんと一緒に、街中で危険な場所とか注意点を走りながら説明したり、京見峠を登って実際の自転車の楽しさを知ってもらう為にそれなりに走っている。
なるほどねぇ。シマノとかのパーツやフレーム、完成車に至っては何処で買ってもほとんど同じモノが手に入る。組み上げにしても昔程の差がつかない。
じゃ、何処で差がつくのか?
それはソフトの部分。
車体やパーツがハードだとすれば、乗り方や乗る楽しさを提供するのがソフトにあたるのかな?
本人はそれほど言ってなかったけど、ハードからソフトまでを提供できる自転車屋さんにスイッチしたんですね。
じっさい、店も綺麗になってるし、パーツやウェアなんかの品揃えもかなり良くなってる。『スポーツとして楽しみたい大人』へうまくターゲットを変える事ができた見たいですね。
昔より、売上げも安定しているらしいです。
昔、働いていた中には、無くなった店もあるので、『コセキサイクリングセンター』がこれだけ繁盛してるとちょっと誇らしいですね。
とにかく、小関さんには本当にお世話になりました。
いろんな意味で、私の師匠なんですよね。
ただ、もう少し落ち着いてくれるといいと思うけど、それもこの人の『味』という事で。