よたか2009.06.30 21:09:27
息子が毎日(除:雨の日)通学に使っているGIANTのクロスバイク。部活の道具載せるキャリアだの、泥よけだのいろいろつけているのでちょっとゴチャゴチャしてて決してスマートとは言いがたい。最近、ハブダイナモのついた前輪を買って付け替えたんだけど、どうも調子悪いらしい。
どうせ、ちょっと振れとりすればいいだろうとタカをくくっていたら、完全に緩いスポークが5本ほどあった。「あちゃー、一回全部緩めて組み直さないと…。」
そこで、久々に「チネリの振り取り台、カンパのセンターゲージ、ミノウラのスタンド」を取り出してホイールの調整をする事になりました。
いづれも自転車屋時代の遺物で、オークションで売っぱらおうと思っていたのですが、出品するのが面倒で、そのまま取っておいたものです。
ホイールをチネリの振れとり台にセットする。
あぁ、スッゲー振れてる。とりあえず、スポークのネジ山が見えるところまで全部緩める。ここでちょっと違和感…。
スポークの張りにバラツキが大きすぎる。適当にスポークを2本抜いて長さを比べるとっ、とっ、とっ、1mmほど長さが違う。
そうかぁ機械組だと、テンション測って調整するから、長さはあまり気にしないんだよねきっと。でも、手組だと、最初に張るところまで、見当でやらないと行けないので長さが違うとちょっと厄介。
なんか久々なので、張る感じが思い出せないなぁ。1/8回転ずつニップルを廻して調整してく。
いい感じでテンション掛けられるまで、1時間ほど。
昔は、ここまで、10分くらいだったかな?
安いクロスバイクのリムは、アルミと言えどちょっと固めなので、割と簡単に振れがとれます。チューブラーのパイプリムだとそんなに簡単には行かないでしょう。
最期の横振れを取る前にセンターゲージをあてる。あれ?これおチョコがある。「おチョコ」って言うのは、ホイールと、ハブのセンターがあってない時にスポークの左右の張りを変えて位置を調整するホイール組の技術のひとつです。
カンパのセンターゲージ
一応、ここで、車輪は丸くなりましたが、張りがバラバラ。あまり上手く仕上がってないなぁ。
ホイールは各スポークの張りの差が少ない方が強度が強いのです。
まぁ調子悪くなったらその時はまた調整すればいいや。