夜明け前のよたか

2012年 11月の記事

石垣の雪 よたか

 船が港についた時まわりに誰もいない船のデッキでユノは「こんな所まで来ちゃった」と思った。  15歳の時、福岡の実家を家出して、ヒッチハイクで旅した。持ち出したお金はすぐに無くなり、危険な男と一緒に... つづき……

雑木林の秘密基地 よたか

 ある晴れた夏の日、ミヨちゃんは白いワンピースに、大きな麦わら帽子をかぶって、お菓子屋さんに行った。  ミヨちゃんが居るとこは、田んぼや雑木林が残ってるくらい都会ばなれしたところだった。  ミヨちゃ... つづき……

ねこ娘 よたか

 引っ越し先に「ネコ娘」が住み着いていた。 「あの、君は?」彼女に聞いた。 「あれ? 見えるんだニャー。こんにちは。仲良くしてニャー」  うずくまる様に丸くなって居た彼女は、顔をこちらに向けてそう言... つづき……

世界が変わるとき よたか

ホストファミリーをやっている我が家にやって来たドイツ人カメラマン。そしてドイツ人カメラマンは問いかけます。 「日本のアニメはどうして子供が闘うの?」 日々消費されているアニメーションと、少年兵たち。... つづき……