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東海高校のサタデープログラム『メディア漬けで壊れる子どもたち ~スマホ社会の落とし穴~』2

よたか2016.02.20 23:50:00

そして(1)の日本小児科医会のスローガンについて
大まかに書くと、神経系がもっとも発達する授乳期には、母親(保護者)と接する事が最も大事だということ。

乳児は25〜35センチの距離のモノを認識するらしいのだけど、この距離は授乳時に母親の表情が良く見える距離だとか。
つまり赤ちゃんはオッパイを飲みながら、母親とアイコンタクトを取ろうとしているらしい。哺乳瓶を抱えた父親でも同じだと思います。
この時に、母親がテレビを見ていたり、スマホをいじっていたりすると、赤ちゃんは拒絶されたと感じるんだそうです。

この部分については、他の資料と比較できませんし、本当にそう感じるのかどうかわかりませんが、心情的には赤ちゃんの時なんて少しの間なので、テレビやゲームよりも子どもを優先して欲しいと思いました。

ただ、これだけがキッカケで幸福感の欠如や、自殺の増加に結びつけるのは早計だとは思いますが、こういう子育のスタンスだから、子どもが不安になると言うなら納得できないわけでもないかな。

あと、子守りアプリの例として『いないいないばあ』と『鬼から電話』についても説明されてました。

『いないいないばあ』は、もっとも信頼している相手が目の前から消えたけど、本当はいてくれた安心感がもっとも大事であって、スマホにその代わりはできない。

『鬼から電話』は、〝なまはげ〟をモチーフにしているらしいのですが、なまはげは鬼がくるけど、保護者が守ってくれるから絆が生まれるのであって、親が〝鬼〟を見せるのは子どもにとってトラウマになりかねないと言われてました。

この2つについてもよくわかります。
子どもというか、人が生きていく上において〝逃げ場〟は必要です。恐い時、失敗した時、一時的に避難する場所が必要です。
以前、専門学校の教壇に立ったときも感じましたし、ウラ垢を見てても感じます。逃げ場がない人は、追いつめられて安直な道を選んでしまいます。

あと健康面でも指摘されていましたが、目を動かす範囲が狭いので、視野が狭くなる、視神経が一番成長する時にLEDを至近距離で見せられる事で、視力についての危険も考えられる。などを言われてました。

わたしは20年以上PCを使って仕事をしてきました。視力は両目とも2.0ですが、左目だけでモノを見ると少し気持ち悪くなります。
多分、すでに右目だけでモノを見ているんでしょうね。立体視もできてないのかもしれません。

これを子どもの時からやっていると、思うと少し可哀想な気もします。
この事に対しても賛否あるので、リンクを貼っておきます。
スマホ子守やめてという正論やめて
なぜスマホに子守りをさせてはダメなのか